2019年度 第2回大学職員のための(I)Rゼミナール 開催報告

記事概要:2019年度 第2回大学職員のための(I)Rゼミナール 開催報告

開催日時:2019年9月28日

報告者:松宮慎治(広島大学大学院博士課程後期)、中尾走(広島大学大学院博士課程後期)

2019928日(土),リファレンス駅東ビルにて,大学教職員を対象とした(I)R研修を開催させていただきました。休日にも関わらず,およそ20名の方にご参加頂きました。多くの方々にご参加いただき,ありがとうございます。参加者の皆さまに事前に分析ソフトのインストールをしていただいたことで,時間がかからずスムーズに開始することができました。

当日は,IRに使えそうなフリーソフトの紹介と運用の事例を皆様と共有させていただきました。昨年度の取り組みに継続してjamoviという新しいフリーソフトを使用して,データに触れるハードルを低くしながらも,簡単に計量分析ができるようにとの内容を組み込みました。

以前までの研修と異なり,IRの概要をお話しました。その段階で何のために,IRでデータを分析するのかということを考える大切さを皆さまにお伝えいたしました。

第二部のRStudio編に関しましては,拙稿による事例で大変恐縮ではございましたが,RStudioの魅力が伝わっていればと思います。今後,RStudioでの研修も行なっていきたいと考えておりますので,興味がございましたら,そちらにもご参加いただけたらと思います。

今回の研修から,スマホで質問を投稿できるアプリを使用しました。こちらにも多くのご質問をいただきありがとうございます。最後のよろず相談では,そちらの質問を軸に皆さまとIRの悲喜こもごもを話し合って頂きました。

ご参加いただいた方々からは,貴重なご意見を頂戴いたしました。この場を借りて御礼申し上げます。今後頂戴した意見も反映させながら,内容をブラッシュアップさせていこうと存じております。今後も各種データの“可視化“を通じた,平易なIRを,有志の皆様と共同で楽しく盛り上げていきたいと存じております。ご賛同いただける方は,是非ともご協力のほど,よろしくお願いいたします。