当専攻に興味のある方へ

当専攻の特色
– 大学院人間社会科学研究科教育科学専攻 教育学プログラム(高等教育学コース)

~高等教育研究開発センターで大学を研究してみませんか?~

当専攻で学ぶ学生像は?

高等教育研究開発センターには現在(2024年4月)、21名の学生が学んでいます(博士課程後期(博士課程)10名、博士課程前期(修士課程)11名)。
当課程に在籍する学生は、学部を卒業してすぐに入学した学生、大学で働きながら学ぶ社会人学生、大学での研究歴を持つ学生、大学や企業での職務経験を持つ学生など、多彩なメンバーから構成されています。年齢、出身大学、学部での専攻、卒業後希望する進路もさまざまで、その多様性を生かしながら自由に研究し、相互に刺激し合える空気を大切にしています。

卒業後の進路は?

当センターの大学院課程は、1986年、日本ではじめての高等教育研究のための大学院として発足し、現在(2024年3月)までに博士課程前期(修士課程)修了者97名、博士課程後期修了者24名を送り出しています。修了者の多くは、大学等の高等教育関連機関に就職し、活躍しています。

大学を研究するとは?

わが国の高等教育は現在、多方面での改革が強く叫ばれています。改革の動きは早く、その行く末には困難な課題が山積しています。また、高等教育研究は、もともと特定の理論的枠組みや方法論を持った学問分野ではなく、いわば「対象学」として発展してきたという歴史を持っています。そのため、高等教育の諸問題に対して、どのようにアプローチすればよいのかという点は簡単に答えの出るものではありません。しかし、このように課題が多く、また新しい領域であるからこそ、大きなやりがいを感じられる分野でもあります。各人の問題意識と関心によって、自由にテーマを設定し、さまざまなアプローチを選択することが可能なのです。

研究指導体制は?

現在(2024年4月)当センターでは9名の専任教員、1名の兼任教員が所属し、日本最大の研究拠点として最先端の研究・教育活動を展開しています。当センターの教員は研究者として一流であるだけでなく、学生に対して熱心に教育と指導を行っています。学生に対して教員の数が多いということも当大学院の大きな魅力のひとつです。授業や研究指導はすべて少人数で行われ、自由に質問や意見を述べ、教員や他の学生との議論が行われています。
当専攻では従来から、高等教育研究者の養成を主要な使命としてきましたが、近年の大学改革の進行にともない、大学職員の能力開発にも力を入れています。そのようなさまざまな教育需要に応えられるように、必要に応じて夜間や週末に開講したり、集中講義形式で開講したりするなど、柔軟に対応しています。

在学生修了生からのメッセージ

大学院の授業は準備が大変で,文献を読むのにもレポートを書くのにも時間がかかり,最初はとても苦労しました。しかし,研究室の様々な年代の先輩や後輩と議論を重ねながら真剣に学習に取り組み,ときには花見やバーベキューなどを楽しみながら,アットホームな雰囲気の中で学生生活を送ることができました。センターの先生方は研究分野や課題に応じて,総合的にバックアップしてくださいました。大学院教育を受け,研究活動に従事することにより,教員の大学院教育や研究活動への理解の仕方が変わりました。時間の使い方や,論文作成などの研究活動の成果の出し方などは,知らない者にとっては理解が困難です。私にとって大学院修学で得た知識や経験は,大学職員として今後業務を行う上で,職員と教員と学生といったステークホルダー間の共通理解を深め,協働を図る上で貴重な財産になりました。(修了生:大学職員として勤務)


「大学について研究する」とはどういうことか?センターでの学びはこの問いに答えを出すプロセスでした。大学に関する基礎知識の修得はもちろんのこと,研究対象の選び方や分析の仕方,自分のアイディアを具体的成果につなげていく方法,学びたいことや課題が見つかった時どう対応していくか等々・・・自分の「これから」につながる様々なことを学ぶことができました。アットホームな雰囲気を持ちつつも,学びたい!と思った時にしっかり応えてくれる先生や職員さん,そして仲間がいるのが高等教育研究開発センターです。勤務大学で,研究者として,そして大学人として,研究や業務を遂行するときにセンターで学んだことが前へ進む力になっています。(修了生:大学教員として勤務)


当専攻では「大学」について様々な視点・角度から幅広く学ぶ機会が開かれています。学生の取り組むテーマも様々です。一つの事象も見る角度や方向を変えるとさまざまな見え方をし,様々な議論が成り立つということを学びました。自分の議論したいことを論理的に組み立て,それを他者に説得力を持って伝えられるようになること,修士論文の執筆はその訓練のプロセスだと思います。高等教育についての知識を習得することはもちろんですが,論理的思考力を養い,鍛えることが,大学院で学ぶ大きな意味だと思っています。そうやって培われた能力こそが,今後の職業人生における様々な場面で自分の力になってくれると信じ,日々研究に励んでいます。毎日,大学で目前の仕事への対応に追われていると,視野が狭くなりがちで,幅広い視野で物事を考えられなくなるということではないでしょうか。大学院への進学は,大学という自分の職場を一歩下がって客観的に見つめ,それについて深く考える良い機会です。授業で学ぶ理論が自分の職員としての大変と結びついた時,まるでバラバラだったパズルの形がだんだん見えてくるような喜びもあります。(在学生:現職大学職員)

【当専攻の受験を希望される方へ】

私たちは一人でも多くの仲間と一緒に高等教育の研究に取り組み、活力ある大学院をつくっていきたいと考えています。高等教育の研究に関心のある方、または当大学院への入学を検討されている方は、ぜひ高等教育研究開発センターにE-Mailを送ってみて下さい。

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