【情報提供者:名古屋大学高等教育研究センター】
名古屋大学教育基盤連携本部シンポジウム
日時:2025年11月21日(金)13:00-17:05
場所:名古屋大学東山キャンパス アジア法交流館アジアコミュニティフォーラム
「大学は空間か、関係か -新しい知の共同体と学びの入口-」(対面/Zoom開催)
概要:
かつて日本の中等・高等教育は、教室という物理的空間を共有し、時間をともにすることで形成される「知の場」として機能してきました。
しかし、コロナ禍を契機にオンライン教育が急速に普及し、この前提は大きく揺らぎました。
現在では対面教育への回帰も見られる一方で、教室やキャンパスの外に広がる新たな学びの共同体も、オンライン大学を中心に発展しています。私たちは今、大学の本質を改めて問い直す時代に立っています。
こうした変化は、地方における人口減少や短期大学の閉学が進む中で、大学が地域社会と築いてきた役割や、身体性をともなう学びの意味を再考する契機ともなっています。
また、オンライン環境の進展は、高等教育へのアクセスが困難だった層、特に通信制高校からの進学者の増加という新たな現象をもたらしています。
通信制高校の生徒たちは柔軟な学習スタイルを持つ一方で、大学進学後には学習習慣のギャップなど、さまざまな課題に直面しています。
こうした背景のもと、大学は彼らをどのように受け入れ、支え、共に学ぶ「知の共同体」となりうるのでしょうか。また、キャンパスを主軸とする大学は、空間を越えた学びをどのように創造できるのでしょうか。
本シンポジウムでは、「大学は空間か、関係か」という問いを中心に、通信制高校からの進学者を含む多様な学生の存在を起点として、「地域で学ぶ」意義や「つながりに基づく大学」の可能性を探ります。
空間・関係性・テクノロジーの観点から、オンライン時代の高等教育の新たな地平を描き、皆さんと共に新しい学びの形を考える場としたいと考えています。
【講演1】
「変わる通信制大学と質保証の行方」
鈴木 克夫 氏(桜美林大学教育探究科学群 教授)
【講演2】
「オンライン大学の取組 -ZEN大学の場合」
若山 正人 氏(学校法人日本財団ドワンゴ学園ZEN大学 学長)
【講演3】
「通信制高校の現状と大学進学者 -その特徴と課題-」
内田 康弘 氏(愛知学院大学教養部 准教授)
【講演4】
「非対面サイバー空間における双方向的な学び -約1,300名の相互評価を通じて-」
清島 絵利子 氏(岐阜大学教育推進・学生支援機構 准教授)
モデレーター:田口 真奈 氏(京都大学教育学研究科 准教授)
開会挨拶:寺崎 一郎 氏(名古屋大学 副総長)
閉会挨拶:北 栄輔 氏(名古屋大学教育基盤連携本部高等教育人材育成システムグループ長)
全体説明:加藤 真紀 氏(名古屋大学教育基盤連携本部高等教育人材育成システムグループ 教授)
定員:対面200名、オンライン500名
参加費:無料
詳細はこちらをご覧ください↓(申込締切 11月18日)
https://web.cshe.nagoya-u.ac.jp/event/101/
記事のお問い合わせ先
名古屋大学高等教育研究センター
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