3月18日(金)開催 2021年度公開研究会(オンライン開催)『大学院卒の就職プレミアムー残された課題の検討』

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★申し込みを締切ました

下記の通り、公開研究会をオンラインにて開催しますので、ご案内いたします。

■日時:2022年3月18日(金)15:00~17:00

■場所:Zoomセミナーの為、全てオンラインで開催いたします。
※お申込みされた方に参加用URLを前日までにご連絡いたします

■テーマ:高等教育研究資源ナショナルセンター企画
     大学院卒の就職プレミアムー残された課題の検討

■講演者:平尾 智隆(摂南大学)

■言語:日本語

■概要:本報告では,本報告者が以前に発表した論文(平尾智隆・梅崎修・田澤実「大学院卒の就職プレミアム―初職獲得における大学院学歴の効果」『日本労務学会誌』第16巻第1号,2015年)の再分析を行う。その上で,大学院修士課程修了者の民間企業への就職について議論を行いたい。
前論文では,文系学部卒業者と比較した理系修士修了者の優位と文系修了者の劣位を確認したが,データの限界のため,内生性の問題を克服することができなかった。今回,新たなデータを入手することができ,パネルデータを構築・分析することで,内生性の問題の解決を試みた上で,大学院修了者の就職プレミアムの計測を行った。
分析の結果は,前論文と同様であり,理系修士修了者の優位と文系修了者の劣位が変わらず確認され
た。調査時期,データ,分析方法の違いを踏まえながら,特に文系大学院修士課程修了者の学校から職業への移行について参加者と議論を深めていきたいと考えている。
ご関心のある方の参加をお待ちしております。

前論文は以下からダウンロード可能です。
https://researchmap.jp/read0195712/published_papers/14742052

■プログラム
15:00-15:05 趣旨説明(司会:村澤昌崇<広島大学>)
15:05- 「大学院卒の就職プレミアムー残された課題の検討」平尾智隆(摂南大学)
※最大17:00まで

■その他
・本研究会は、以下の研究助成を受けて開催しております。
○JP19H00619(研究代表者:松繁寿和,「社会的能力の特定化とその育成適正期および教育効果の検証」
〇JP19H00621(研究代表者:小林信一,「知のオープン化時代の大学・科学相関システムの再構築」)
〇JP20H01643(研究代表者:村澤昌崇,「EBPMの批判的検討を通じた高等教育政策・研究の高度化とEIPMへの展開可能性」)
○JP18K18651(研究代表者:村澤昌崇,「多様な使命と目的を同時最適化する卓越した大学モデルの探索」)
〇JP20J14673(日本学術振興会特別研究員:中尾走,「高等教育政策を事例にしたEBPMの批判的検討」
・参加費は無料です。(定員30人、申し込み締切:3月17日(木))
・本セミナーについては、ウェブ会議システム(Zoomミーティングを予定)を使用して実施いたします。開催時刻までにインターネット環境、PC等端末(Webカメラ、マイクが必要)のご用意をお願いいたします。
・Zoomにログインする時には、IDに姓名を使用してください。参加申し込み登録者のお名前と違う場合、入室を許可されない場合がございます。
・各自のPC機能等による講演・資料の保存は許可されておりませんのでご留意ください。
・前日までに参加方法のメールが届かない場合は、下記アドレスまでお問合せください。
高等教育研究開発センター <k-kokyo(at)office.hiroshima-u.ac.jp>
(at)を@に置き換えてください。