第2部 午後の部 13:00~17:00
『「責任ある・使命ある大学」の将来像を語ろう!』
【趣旨】
現在、高等教育が直面する・解決すべき課題は、以下のように数え上げればきりがありません:
・予測不可能性の高まり(コロナ、国家間緊張、地球規模の災害)
・世界レベルで解決すべき問題の山積(貧困・格差・不平等、ジェンダー、LGBTQ)
・持続可能な社会をどう構築するか?そのために高等教育ができることはなにか?
・高度な科学技術(ICT、データサイエンス)とどう向き合うか?
・高等教育とELSI(倫理、法、社会的課題) などなど・・・
そこで、そのような状況であることを踏まえつつ、中教審答申「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン」が提示されたことも睨みながら、このたびは、多くの方々に「将来あるべき大学像」について、思い思いの主張・ご意見を述べていただく機会を設けさせていただきました。
今回は、基調講演に加え、内外の多様なお立場の方々にお集いいただき、加えて「将来あるべき高等教育像」について一般公募も実施します。
また、オンラインでの情報交換・懇親会の場を設け、参加者の方々にも積極的に「未来のあるべき高等教育」に関する主張を気軽に自由に論じていただきたいと存じております。
ざっくばらんに、自由に、肩肘張らずに、思いの丈を是非吐露いただければと存じます。
皆様の積極的なご参加を楽しみにしております。
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【プログラム】
セッション1 13:00~14:15 司会:大膳 司(RIHE教授)
13:00~13:15 「センター長挨拶・センターの活動紹介」小林 信一(RIHEセンター長)
13:15~13:45 基調講演1「2040年グランドデザインにおける私の主張」山田 礼子(同志社大学)
質疑応答
13:45~14:15 基調講演2「高等教育の将来像とは―これまでの研究から」濱中 義隆(国立教育政策研究所)
質疑応答
14:15~14:30 休憩
セッション2 14:30~15:30 司会:福留 東土(東京大学)
私の主張:高等教育のあるべき姿
各5分(登壇順予定) ◎発表の概要はこちらから
14:30-14:35 「データサイエンス時代に各自が課題解決できるようになる教育の姿」椿 美智子 (東京理科大学)
14:35-14:40 「大学教育における産学連携教育の位置づけ」李 麗花(九州大学)<一般公募者>
14:40-14:45 「「学問の自由」と国立大学財政」横山 岳紀(名古屋大学)<一般公募者>
14:45-14:50 「先ず隗より・・・」齋藤 芳子 (名古屋大学)
14:50-14:55 「「責任ある・使命ある大学」をつくりたい!」古藤 隆浩(東北福祉大学)※録画配信 <一般公募者>
14:55-15:00 「人文社会科学とジェンダーの視点から」青野 篤子(人文社会科学系学協会男女共同参画推進連絡会(GEAHSS)前委員長/
福山大学名誉教授)
15:00-15:05 「「将来あるべき大学像」を実現するエネルギー」伊藤 彰浩(西南学院大学)<一般公募者>
15:05-15:10 「高等教育における研究倫理・研究公正」野内 玲 (信州大学)
15:10-15:15 「教養教育の重要性とコロナ禍における危機」山縣 香奈(東京大学)<一般公募者>
15:15-15:20 「高等教育の因果推論に関する私論-仮定違反を考えて」樊 怡舟(広島大学)<一般公募者>
15:20-15:25 「主体的な学びの土台となる教育機会」津多 成輔(島根大学)※録画配信 <一般公募者>
15:25-15:30 「人材育成における産学“縫接”:企業人事部が関わった大学カリキュラムの開発」松繁 寿和(大阪大学)
※採択された方で、当日の登壇が不可能な方は、本人が事前に収録した動画を配信します。
15:30~15:45 休憩
セッション3 15:45~16:45
情報交換・交流会
各ブレイクアウトルームに分かれての意見交換・交流会
17:00 閉会の挨拶 大膳 司(RIHE教授)