9月16日(オンライン開催)日本高等教育学会会長プロジェクト「高等教育政策の研究」公開研究会のご案内

クリックすると大きくなります

【情報提供者:羽田 貴史名誉教授(広島大学・東北大学)】 

日本高等教育学会会長プロジェクト「高等教育政策の研究」公開研究会 高等教育政策決定過程の国際比較

2010年代に入り、政策決定メカニズムには大きな変化が生じた。従来から、行政執行権力は立法権に対する行政権の分担管理主義から、内閣総理大臣とそれを補佐する官邸(内閣官房・内閣府)のヘゲモニーが強化され、高等教育政策を含む教育政策も、経済財政政策やイノベーション政策の一部として推進されるようになった。こうした動きは、日本だけではない。このことが、高等教育の多様な役割をどのような規定し、その影響は何か、広く社会科学でも検討すべき課題になっている。日本高等教育学会は、2019年に「高等教育政策の研究」研究グループを発足させ、研究を進めている。今回は、アメリカ・イギリス・フラン及び日本の動向を中心に報告する。高等教育研究者に限らず、関心を持つ方は、ぜひご参加ください。

1.日 時 2020年9月16日 14-17時

2.形式:ZOOMによるミーテイング(30分前からオープン)

参加希望者は、9月14日18:00までにメールで、①氏名、②所属、③身分(教員・職員・学生・その他)記入の上、takashi.hata.c1@tohoku.ac.jpまで申し込むこと。人数は20人まで。

3.内容

開会挨拶  学会プロジェクトの狙いについて          14:00-14:10
      小林 雅之 日本高等教育学会会長・桜美林大学教授 

論点提示 2010年代高等教育政策決定過程の変容と官邸主導メカニズムの特質   14:10-14:3
     羽田 貴史 日本高等教育学会理事・東北大学/広島大学名誉教授 

報告1  アメリカの高等教育政策決定過程と大統領府(仮)      14:30-15:00
     塙 武郎  専修大学経済学部教授      

報告2  フランスの高等教育政策決定過程と大統領府(仮)      15:00-15:30
     大場 淳 広島大学高等教育研究センター准教授

休憩   15:30-15:45  

報告3  イギリスの高等教育政策決定過程と首相官邸(仮)      15:45-16:15
     田中 正弘  筑波大学 大学研究センター准教授

討論   16:15-16:50

閉会挨拶      荒井克弘 大学入試センター名誉教授・前日本高等教育学会会長

記事のお問い合わせ先: takashihata88@gmail.com