2019年5月22日(水)第1回公開研究会『責任ある研究をどう進めるか:研究倫理の現状と課題』

クリックすると大きくなります

定員に余裕があります。興味のある方は、以下より参加申し込みをお願いします。

———————

以下のとおり公開研究会を開催いたしますので、ご案内いたします。

■日時
2019年5月22日(水)13:00~17:00

■場所
広島大学東京オフィス408号室
https://www.hiroshima-u.ac.jp/tokyo/access

■使用言語
日本語

■定員
30人

■テーマ
責任ある研究をどう進めるか:研究倫理の現状と課題

■プログラム
13:00-      開会の辞
13:05-14:15 話題提供1『責任ある研究活動の現状と課題』羽田貴史(広島大学)
14:15-15:25 話題提供2『責任ある研究行為の背後にある研究風土の醸成』野内 玲(信州大学)
15:25-15:45 休憩
15:45-16:45 総括討論
16:45-      閉会の辞

■概要
研究不正が後を絶たない。制度上は競争的資金配分における研究倫理教育の義務化をはじめとして、規程の整備や学内研修、e-learningの充実を通じての意識啓発が推進されている。しかしながら、現場レベルでの反応は、部局や専門分野による温度差が大きく、制度化がむしろ形骸化を招いている側面も見受けられる。また、各専門分野や学界において、半ば身体化された文化や慣習、非公式の文脈の中に潜在的に埋め込まれた、事実上の不公正・倫理違反等への対応は、いわば“専門の壁”により十分に切り込めているとは言いがたい。こうした現状を踏まえ、研究不正を無くすこと、さらにはそれを超えて望ましい研究作法や責任ある研究を進めるための実質的な議論を行いたい。

[trust-form id=18217]