第3回 大学職員のための(I)Rゼミナール 開催報告

記事概要:第3回 大学職員のための(I)Rゼミナール 開催報告

開催日時:2019年1月27日

報告者:松宮慎治(D2、神戸学院大学職員)、中尾 走(D1)、樊 怡周(D1)

1月27日(日),広島大学東千田キャンパスにて,大学職員を対象とした第3回(I)R研修を開催させていただきました.

おかげさまで,当センターのサイトから募集をさせていただきましたところ,募集開始からすぐに定員が埋まりました.直前に,募集を開始したにも関わらず多くの方に参加していただき,ありがとうございます.

この度は,分析ソフトの稼働条件の確認を十分に出来ていなかったため,ソフトのダウンロードの際に,ご迷惑をおかけしました.

当日は,IRに使えそうなフリーソフトの紹介と運用の事例を皆様と共有させていただきました.第1回,第2回では,データの可視化に特化したExploratoryを用いたデータの魅せ方に重点を置いたのに対して,第3回の今回は,Exploratoryの短所を補う部分を内容に組み込みました.

Jamoviという新しいフリーソフトを使用して,データに触れるハードルを低くしながらも,簡単に計量分析ができるようにとの内容を組み込みました.

分析に用いる変数と分析結果がインタラクティブにつながるというJamoviの魅力を紹介しながら,丁寧に説明したつもりでしたが,動画での説明でかつ,モニターが小さいこともあり,説明が不十分な点もございました.しかし,講師の村澤昌崇の熱のこもった説明のおかげで,分析に用いる変数と分析結果がインタラクティブにつながるというJamoviの魅力は受講者の皆さんに十分に伝わったかと思います.

第二部のRStudio編に関しましては,こちらの時間管理の関係で,駆け足でのご説明になってしまい申し訳ございません.今後,RStudioでの研修も行なっていきたいと考えておりますので,興味がございましたら,そちらにもご参加いただけたらと思います.

ご参加いただいた方々からは,貴重なご意見を頂戴いたしました.この場を借りて御礼申し上げます.今後頂戴した意見も反映させながら,内容をブラッシュアップさせていこうと存じております.

今後も各種データの“可視化”を通じた,平易なIRを,有志の皆様と共同で楽しく盛り上げていきたいと存じております.ご賛同いただける方は,是非ともご協力のほど,よろしくお願いいたします.