日程:12 月6 日(木)〜12 月7 日(金)
場所:コロンビア大学
目的:コロンビア大学学長就任式及び祝賀会
出張報告者:渡邉 聡副学長(総合戦略担当)/教授
12月6日(木)〜12月7日(金)に,越智学長代理として,第11代コロンビア大学ティーチャーズカレッジ(正式名称はTeachers College Columbia Universityですが,コロンビア大学コミュニティではColumbia Teachers Collegeとも呼ばれます)学長就任式及び祝賀会に出席させて頂きました。
Columbia Teachers Collegeは,米国最大規模の教育学系大学院大学ですが,さまざまな教育学領域の教育研究だけでなく,健康科学(health science)や心理学分野でも定評があり(黎明期にはJohn Deweyらが教授として貢献しました),コロンビア大学のGraduate School of Education, Health and Psychologyの位置付けとなっています。
12月6日(木)
Thomas R. Bailey新学長就任式に先立ち,コロンビア大学にアフィリエートするUnion Theological Seminary(ユニオン神学校)のRiverside Church(リバーサイド教会)においてAcademic Symposiumが開催されました。このシンポジウムでは,米国内の著名な研究者やニューヨーク教育行政のポリシーメイカーらによる基調講演とパネルセッションがあり,シンポジウム終了後には簡単なレセプションも催され,パネリストや参加者らとの交流の機会となりました。
12月7日(金)
Columbia Teachers College学長就任式当日は快晴でしたが,外気温は0度以下の寒いニューヨークの朝となりました。午前9時から10時まで,各大学の代表者やコロンビア大学関係者に朝食が振舞われ,10時には入場行進のフォーメーション,午前11時に式典が開始しました。創立年が米国最古のハーバード大学の代表者を先頭に,創立年順に各大学代表者が入場し,広島大学は61番目の入場となりました。
学長就任式では,音楽専攻の卒業生や在籍生による歌やクラシックアンサンブル演奏があり,学外からのゲストスピーカー,コロンビア大学総長らからの祝辞が述べられた後,最後に第11代Columbia Teachers College学長となったBailey学長による謝辞と演説がありました。
セレモニー終了後は,就任式典の観衆として入場していた大勢の在籍学生や修了生も含めた全参加者による盛大な昼食会となりました。各大学代表者やコロンビア大学教員にとっては,キャップとガウンを着用したままでの立食形式の昼食会となりましたが,食事をしながらBailey新学長や関係者らと談笑できる機会となりました。