平成30年6月14日(木)第2回公開研究会『東アジアにおける博士課程教育の比較研究』

以下のとおり公開研究会を開催いたしますので、ご案内いたします。

■日時
平成30年6月14日(木)13:30~16:30

■場所
RIHE授業研究開発室

■テーマ
東アジアにおける博士課程教育の比較研究

■プログラム
       総合司会 大膳 司(高等教育研究開発センター教授)
13:30        挨拶 有本章(兵庫大学教授、元高等教育研究開発センター長)
13:40        趣旨説明 Jung Cheol Shin(ソウル大学教授)
14:10-14:40  日本における博士課程教育
       有本章、大膳司、黄福涛(高等教育研究開発センター教授)、金善良(高等教育研究開発センター講師)
14:40-15:10  韓国における博士課程教育
       Jung Cheol Shin(ソウル大学教授)、Heejin Lim(ソウル大学研究員), Haeju Jung(ソウル大学博士学生)
休憩
15:20-15:50  台湾における博士課程教育
       Robin Jung-Cheng Chen(国立政治大学教授), Sophia Shi-Huei  Ho(台北市立大学教授), Michael Yao-Ping Peng(玄奘大学助教)
15:50-16:30  質疑応答

■概要
 社会のグローバル化に対応するため、アジア諸国の高等教育機関は、教員に研究成果をSCI&SSCI論文へ掲載したり、英語による授業を開講するなど、国際化を進めている。そのような状況において、将来、大学教員を目指す大学院生には、英語による研究成果の発表や刊行が求められている。そのため、アジア諸国の優秀な大学院進学希望者の中には、自国の大学院に進学するのではなく、欧米の英語が使用されている大学院へ進学する者が増えているとともに、そのような状況に対抗して、アジア諸国の大学院の中には英語による授業の開設や英語による指導を進めている大学院も現れている。
 本研究会では、日本、韓国、台湾の研究大学に在籍する博士課程学生を対象として、大学院への進学動機から、指導者との関係、学習・研究活動の実態、卒業後の希望などを比較調査することにある。
 これらの活動を通して、アジアの大学院教育を改善するための理論的・実践的な基礎情報を集約することを目指す。

■使用言語
英語

■申し込み

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