7月3日開催 公開研究会(対面+オンライン)『Science of Scienceのスコープと可能性―ビッグデータに基づいた新たな指標と見方』のご案内

下記の通り、公開研究会を開催しますので、ご案内いたします。
関心のある方は、下記フォームよりお申込みください。

■日時:2025年7月3日(木)15:00~17:30

■場所:対面+オンライン形式(Zoom)
    広島大学高等教育研究開発センター授業研究開発室
    ※お申込みされた方には参加用URLを前日までにご連絡いたします。
 
■テーマ:高等教育研究ディスカバリーシリーズ3
Science of Scienceのスコープと可能性―ビッグデータに基づいた新たな指標と見方

■司会・進行:樊 怡舟(広島大学)
■講演者:三浦 崇寛(文部科学省)
■論点整理:寺澤 孝文(岡山大学)

■言語:日本語

■共催:広島大学教育データサイエンスプログラム

高等教育研究ディスカバリーシリーズ高等教育研究は、教育学・社会学・心理学・政治学・経済学など多様な分野が交差する領域である。本シリーズは、高等教育の固有課題に向き合いながら、隣接諸分野の知見と実践を刺激としつつ、方法論的検討の深化と視座の拡張を図る。

■概要:高等教育研究は、教育学・社会学・心理学・政治学・経済学など多様な分野が交差する領域である。本シリーズは、高等教育の固有課題に向き合いながら、隣接諸分野の知見と実践を刺激としつつ、方法論的検討の深化と視座の拡張を図る。
また、知識社会における大学の役割が重視される中で、知識が誰によって、どのようなプロセスのもとで生産されるのかという問いは、高等教育研究における古典的かつ重要なテーマである。この課題に関連して、伝統的にはスカラシップ論や実態調査に基づいた大学教授職の国際比較などが展開されてきた。
一方で近年、Science of Scienceと呼ばれる新たな学際的研究分野が注目を集めている。この分野は、科学計量学、図書館情報学、計算社会学など近接領域の手法と知見を取り込みながら、ビッグデータや情報処理技術を活用して、科学生産の営みに内在するメカニズムの解明を目指している。
本研究会では、Science of Scienceとは何か、科学のメカニズム理解へビッグデータがいかに貢献し得るのか、またビッグデータに基づく指標づくりは如何なるものか、その妥当性はどのように評価されるべきかといった論点について、検討を行う。

■プログラム:
15:00~15:05 問題提起(樊 怡舟)
15:05~16:05 講演(三浦 崇寛)
16:10~16:40 論点整理(寺澤 孝文)
16:40~最大18:00まで  ディスカッション 

■その他:
・本研究会は、以下の研究助成を受けて開催しております。
〇24K00387(研究代表者:村澤昌崇「大学生の非学習型活動・逸脱行動の可視化:量的質的方法の応用開発と倫理的課題の解決」)
〇23K12797(研究代表者:樊 怡舟「数理モデルに基づく「学修成果」指数の開発と応用」) 
〇22K18591(研究代表者:村澤昌崇「社会科学の計量分析再考:“説明”の評価と解釈に関する数理的開発と検証」)
・参加費は無料です。(申し込み締切:7月2日(水)正午)
・本セミナーについては、ウェブ会議システム(Zoomミーティングを予定)を使用して実施いたします。
 開催時刻までにインターネット環境、PC等端末(Webカメラ、マイクが必要)のご用意をお願いいたします。
・Zoomにログインする時には、IDに姓名を使用してください。
 参加申し込み登録者のお名前と違う場合、入室を許可されない場合がございます。
・各自のPC機能等により録画された動画の公開は許可されておりませんのでご留意ください。
・前日までに参加方法のメールが届かない場合は、下記アドレスまでお問合せください。

  高等教育研究開発センター <k-kokyo(at)office.hiroshima-u.ac.jp>
  (at)を@に置き換えてください。