【情報提供者:滋賀大学 田川 千尋様】
シリーズ「高大接続研究の現在:格差と大学入学後の支援策」としてこのたびパリ第8大学のフランソワ・ルクレール氏を迎え、「初年次における学生の成功のためのリソースと協力:パリ第8大学の事例」のタイトルでお話いただきます。
フランスの大学は、高等教育の中でも開かれた教育機関であり中等教育修了資格があれば登録は誰でも可能です。
そのようなシステムでは当然中退・留年が不可避の問題となりますが、近年ではこれらの学生に特化した支援プログラムが充実してきています。
今回はパリ郊外、フランスでも社会的な課題を多く抱える地域であるサンドニで長年困難を抱えた生徒の支援に関わり地域におけるさまざまな専門家の連携に携わってこられたルクレール氏より、パリ第8大学(サンドニ)で2020年度より実施されている大学初年次学生で中退を希望していたり、学業に困難を抱えていると感じている学生向けに特化された支援コースであるDU(Diplôme Universitaire Universitas)についてお話しいただきます。
今回のお話が誰にでも開かれた民主的な高等教育のあり方を考える一つのヒントになればと考えています。
多くの方のご参加をお待ち申し上げております。
日時:2025年3月18日15:00-17:00
場所:滋賀大学大津サテライトプラザ(大津市末広町1番1号日本生命ビル4F)セミナー室(JR大津駅前)
参加申込先: 下記formsよりお申し込みください。
https://forms.gle/GqmMickdawAqz64B9
問い合わせ先:
田川千尋(滋賀大学)
ctagawa [@] edu.shiga-u.ac.jp