【情報提供者:龍谷大学 木村 友貴様】
本学では、事務職員共同研修企画「龍谷未来塾2024」の取り組みの一環として、この10月から高等教育にかかる文教政策動向について、4回シリーズの公開講演会を開催しています。
少子化の進行によって、とてつもない高等教育の危機を迎えた現状と、国の文教政策も本腰を入れて「大学淘汰」への対応に乗り出した状況を踏まえ、
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「危機を正しく認識し、私たちはどう生きるか?」
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という共通テーマの問いを立て、多様な視点から考察する研修を、公開講演会のカタチで開催しています。
本研修会の主な対象は「龍谷大学の事務職員向け」に位置付けていますが、本学教員を含め、広く学内外へ公開しています。
混迷を深める大学淘汰の時代、私たちはどう生きるか?参加いただいた皆さまとともに考え、高等教育の「明日」に希望を見出していくことができれば、と考えています。
つきましては、以下のとおり第4回(最終回)の講演会をご案内いたしますので、広くお申込みいただければ幸いに存じます。
年の瀬が迫り、公私ともにご多忙な時期だと思われますが、皆さまのご参加をお待ちしています。
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第4回 龍谷大学 事務職員共同研修企画 龍谷未来塾2024 公開講演会
「高等教育の展望−危機を正しく理解し、私たちはどう生きるか?−」
(<主な論点>:個別大学の政策企画(政策立案・経営企画に関わる「事務職員」)の視点
とどまることのない少子化の進行、今や全国の私立大学の6割が定員割れしている状況、相次ぐ学生募集停止の動きや共学化へ転換する女子大学の流れなど、今、我が国の高等教育は危機を伴う激動期・変革期を迎えています。
こうした状況を改善すべく、窮余の策を検討してきた中央教育審議会「高等教育の在り方に関する特別部会」は先般8月8日、これまでの検討結果を「急速な少子化が進行する中での将来社会を見据えた高等教育の在り方について(中間まとめ)」として公表しました。
その後も同部会における議論は続けられていますが、公表される資料を拝見する限り、厳しい現実や痛みの伴う改革方策の方向性が並んでいます。
この「中間まとめ」や各種資料の行間にある意図、議論の論点、その背景などを知ることで、個々の大学が改革を進める上でヒントとなるもの、参考となるものがあるのではないか?と考え、我々「龍谷未来塾2024」では、特別部会の「中間まとめ」や議論内容について、
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(1)行政(文部科学省<事務局>)から捉えた視点<10/25(金)開催>
(2)議論を中心的に担っている立場(高等教育のあり方に関する特別部会)の視点<11/15(金)開催>
(3)高等教育全体を俯瞰的に捉えた(大学分科会)の視点<11/26(火)開催予定>
(4)個別大学の政策企画(政策立案・経営企画に関わる「事務職員」)の視点
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の4つの切り口に分けて有識者を招聘し、ご講演やパネルを通じて高等教育の行く末を展望する、このことを通じて「私たちはどう生きるか?」を考察することとしました。
公開講演会の第4回目として、今般は各々の大学において長年にわたって大学改革をリードし、教職協働の実現、事務職員の大学運営や経営への参画、そしてそれを担う職員の育成に取り組んでこられた東洋大学の理事・事務局長である笠原喜明様と関西大学の総務局長である福田聡様をお招きして、
「個別大学の政策企画の視点(政策立案・経営企画に関わる「事務職員」の視点)」を考察すべく、下記の概要で開催いたします。
また、2部構成とし、第1部では話題提供を、第2部(対面のみ)では講師2名からの話題提供を踏まえて、事務職員の大学運営や経営への参画と課題、教職協働の悩み、職員人材育成の取り組み、そしてワーク・エンゲージメントを実現する上での課題などに焦点を当てたトークセッションを開催します。
それぞれの大学における工夫や課題、今後の取り組みなどを伺う中で、参加いただいた皆さまの大学改革、事務組織改革、人材育成に参考となるものを見出すことができれば、と考えています。
皆様のお申し込み、ご参加をお待ちしています。
記
1.<第4回公開講演会>高等教育の展望-(4)-最終回-
(01)考察の観点:
(第1部)個別大学の政策企画(政策立案・経営企画に関わる「事務職員」)の視点
(第2部)職員の大学運営(経営)への参画、教職協働、人材育成、ワーク・エンゲージメントを実現する上での課題など
(02)開催形式:
(第1部)ご講演+質疑応答 <ハイブリッド開催>:50~60分程度
(第2部)トーク・セッション <対面のみ>:40~45分程度
テーマ:「大学運営‐事務職員への期待に応えるために‐」
(第3部)懇親会~参加者とともに語り合う(対面参加・希望者のみ)~
(03)開催日時:2024年12月20日(金)17:30~19:15
(※懇親会は、本学深草キャンパスの4号館 地下食堂にて、19:30~開催予定)
(04)開催方法:対面開催(第1部のみZoom配信を予定)
(05)定 員:(対面)150名 (オンライン)100名
※学内外を問わず、申込は対面参加を優先いたします
(06)参加対象:大学関係者・一般
(07)講 師:東洋大学 理事・事務局長 笠原 喜明 様
(大学行政管理学会・前会長(第14期))
関西大学 総務局長 福田 聡 様
(08)トークセッション登壇者:
笠原 喜明 氏(東洋大学 理事・事務局長)
福田 聡 氏(関西大学 総務局長)
(モデレーター)岡田 雄介(龍谷大学 入試部/高大連携推進室 事務部長)
(09)会 場:龍谷大学 深草キャンパス 22号館203教室
(キャンパスマップ)
https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/fukakusa.html
(10)参加費:無料(※懇親会参加者は、会費4,000円となります)
(11)申込期間:2024年11月19日(火)~12月16日(月)
(12)申込先:https://forms.office.com/r/AxrKQXXBw3?origin=lprLink
※ 期日にかかわらず、定員に達し次第、締め切る場合があります。
(13)補足:
今回をもって、4回シリーズの講演会を終了します。
これまで、3つの視点から高等教育の未来について、展望を試みました。
最終回となる今般の講演会では、今後、大学運営への参画や役割分担が期待される「事務職員」の資質や育成、働き方改革の流れがある中で、如何にワークエンゲージメントを確立させて全学が参画した大学運営を実現し、組織としての持続可能性を担保できるか?そうした観点からの考察も行いたいと考えます。
2.事務局(問い合わせ先):
龍谷未来塾2024(龍谷大学事務職員 共同研修グループ)
e-mail:ryu-mirai@ad.ryukoku.ac.jp
(代表)入試部 岡田 雄介 (窓口)REC京都 原田 正誓
3.後援:龍谷大学 総務部人事課
4.備考:「龍谷未来塾とは?」
龍谷未来塾とは、龍谷大学の事務職員有志による自主的な共同研修企画グループで、本年度は管理職と一般職を合わせて16名で構成しています。
特に、次世代を担う人材の育成を主な目的として、俯瞰的視座と本質を見抜く力、大学の改革や運営を牽引する職員力の育成、批判的思考力の涵養等を目的に、様々な観点から自己研鑽ベースの研修活動に取り組んでいきます。
同時に、そこで学び得た知見を、広く学内外に共有し、高等教育の発展、とりわけ事務職員(大学職員)の資質向上に貢献することをめざした活動を展開していきます。
(参考)https://www.facebook.com/RyukokuMiraijyuku
皆様からのお申し込みをお待ちしています。
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記事のお問い合わせ先
事務局(問い合わせ先):
龍谷未来塾2024(龍谷大学事務職員 共同研修グループ)
e-mail:ryu-mirai@ad.ryukoku.ac.jp
(代表)入試部 岡田 雄介 (窓口)REC京都 原田 正誓