【情報提供者:聖心女子大学 杉原 真晃先生】
2024年度JSLN(日本サービス・ラーニング・ネットワーク)オンライン国際連携公開講習会を以下の要領で開催いたします。
テーマ:
ミャンマー難民保護のためのアジアにおけるネットワーク連携の可能性
講師:佐藤 安信 氏
法学博士(ロンドン大学)
早稲田大学アジア太平洋研究センター 特別センター員
サステナ法律事務所 所長・弁護士、日越大学 客員教授
日時:2024年12月1日(日)10:00-11:30
講演内容:
2018年の難民に関する国連グローバルコンパクト(GCR)では、難民支援のための全社会アプローチによるグローバルアカデミックネットワークが呼びかけられている。世界では紛争の拡大による難民の増加に拍車がかかる中、アジアでもミャンマーからの難民らの増加は止まるところを知らない。
この流れを止め、悪循環を好循環に転換していくためには、難民の保護だけではなく、そのエンパワーメントのための、教育と雇用の機会を提供し、社会の分断を乗り越えた社会統合が不可欠である。そのための民官産学による補完的な連携が重要である。そのための課題を特定し、その解決方法を模索し、誰も取り残されない持続可能な社会構築の可能性を展望したい。
とりわけミャンマーでの民主化を巡る政治動乱と人道危機は、世界で多発する地域紛争のグローバル大戦へのエスカレーションのきっかけとなることも危惧される。これを阻止するためにもミャンマー難民などの「人間の安全保障」のためのアジアにおける教育ネットワークを早急に作り、相互理解と相互扶助による共生の道を探る必要もある。そのための試みを共有いただき、今後の支援活動について、大学のサービス・ラーニングとの連携の可能性について参加者とともに探る。
参加方法:
ZOOM(参加申し込みを頂いた方には前日までにURLをお送りします)
主催:
日本サービス・ラーニングネットワーク(JSLN)国際連携部会
申し込み方法:
下記、Google formからお申し込みください。
https://x.gd/5blEz
締切日:
2024年11月28日(木)
※日本サービス・ラーニング・ネットワークWebサイト
https://www.jsln.org/
※日本サービス・ラーニング・ネットワークFacebook
https://www.facebook.com/servicelearningnetworkjapan/?locale=ja_JP
記事のお問い合わせ先
問合先:japanslnetwork★gmail.com
(★マークを@に変換してください)