下記の通り、公開研究会を開催しますので、ご案内いたします。
関心のある方は、下記フォームよりお申込みください。
■日時:2024年12月21日(土)15:30~18:00
■場所:対面参加のみ(定員20名)
筑波大学東京キャンパス3階320講義室 (https://www.office.otsuka.tsukuba.ac.jp/location/)
■テーマ:亀か龍か?日本における学問の自由への挑戦
■司会・進行:大場 淳(広島大学)羽田 貴史(東北大学/広島大学・名誉教授)
■講演者:エドワード・ヴィッカーズ(九州大学)
■言語:日本語・英語併用
■概要:世界的に学問の自由は危機にあり、大学教員の研究・教育への侵害や、大学自治への侵害が多発しています。アメリカでは共和党州知事による大学への圧力が顕著であり、ハンガリーでは大学での多様な性に関するプログラムが禁止されるなど、全世界でこの12年間に2700件を超える自由侵害が発生しています。日本においても、大学教員の身分保障の要となる教授会の権限が縮小される制度改革が行われ、大学が教員に研究室を保障しない事例も起きていますが、学問の自由問題に関して社会はもとより、大学人の理解や危機意識は十分とは言えません。日本における学問の自由の動態について、比較文化の視点から研究を発表している九州大学教授ヴィッカーズ氏を招いて研究会を開催することにしました(Hao &Zabielskis(eds.)2020.Academic Freedom Under Siege Higher Education in East Asia, the U.S.and Australia)。
関心のある方は是非ご参加下さい。講演は英語で、質疑は日本語と英語とで行います。
■その他:
※この研究会は、「学問の自由保障に関する国際比較:規範意識・社会規範・法規範の関係構造の探究」(科学研究費基盤研究B,2024-2027、研究代表者 羽田貴史)の一環として行います。
・参加費は無料です。(申し込み締切:12月13日(金)18時)
高等教育研究開発センター <k-kokyo(at)office.hiroshima-u.ac.jp>
(at)を@に置き換えてください。