8月28日(水)開催 公開研究会(オンライン形式)『東京大学・国立大学授業料値上げ問題を考える座談会』のご案内

下記の通り、公開研究会を開催しますので、ご案内いたします。
関心のある方は、下記フォームよりお申込みください。

■日時:2024年8月28日(水) 14:00~16:00

■場所:オンライン形式(Zoom)
※お申込みされた方には参加用URLを前日までにご連絡いたします。 

■テーマ:高等教育研究資源ナショナルセンター企画 
     東京大学・国立大学授業料値上げ問題を考える座談会

■司会・進行:村澤 昌崇(広島大学)

■言語:日本語

■概要:すでに皆さんもご存じの通り、国立大学協会による財務状況の「もう限界」声明が発せられ、同時に東京大学他いくつかの国立大学にて授業料値上げが検討されていることが明るみに出ました。この問題に世論も即応し、東大やその他大学の教員から多数の批判や反対意見が表明され、学生も反対の狼煙を上げ値上げ反対の署名運動も展開されています。
これら一連の動きに対し、高等教育の研究機関としてはさすがに見過ごすわけにはいかないと感じ、急遽識者に声をかけての座談会を企画いたしました。この問題はすでに賛否両論噴出しており、反対・批判が圧倒的多数の状況ではありますが、我々としては授業料問題のみに拘泥せず、広く日本の高等教育制度や国外の制度の参照、ひいては国政の資源配分の問題にまで広く深く切り込み、多様な論点を皆様と共有・整理したいと考えております。

本座談会では、以下の方々がご登壇予定です。

小林 信一(広島大学) 授業料問題の実情・裏側に迫る
羽田 貴史(東北大学・広島大学名誉教授) 授業料問題を契機として高等教育政策全般の検証の必要性を論じる
田中 秀明(明治大学) 授業料問題を契機として、高等教育政策を超えた国の資源配分問題を論じる
佐藤 郁哉(同志社大学) 授業料値上げ問題を含め一連の高等教育政策・大学経営施策に対し、制度論的な論点を提起
中村 高康(東京大学) 東大教員当事者として考えたことを中心に話題提供
大場 淳(広島大学) 海外の授業料問題を含めた高等教育財政の状況の紹介
白川 優治(千葉大学) 授業料および関連する学費減免・奨学金に関する分析の紹介

なお、当日には、参加者の方々からも広くこの問題に関するご意見やご主張を「パブリック・コメント」として広く募る予定です(匿名可)。

関心をお持ちの方々のご参加をお待ちしております。

■プログラム:
14:00-挨拶・趣旨説明・登壇者紹介(村澤)
14:10-15:00 登壇者による論点・問題提起(各登壇者10分程度)
15:00- 登壇者間による座談会(16:00前後まで)

■その他:
・本企画は、高等教育研究資源ナショナルセンター(RIHE内リエゾン)主催です。
・参加費は無料です。(申し込み締切:8月27日(火)正午)
・本セミナーについては、ウェブ会議システム(Zoomミーティングを予定)を使用して実施いたします。開催時刻までにインターネット環境、PC等端末(Webカメラ、マイクが必要)のご用意をお願いいたします。
・Zoomにログインする時には、IDに姓名を使用してください。参加申し込み登録者のお名前と違う場合、入室を許可されない場合がございます。
・各自のPC機能等により録画された動画の公開は許可されておりませんのでご留意ください。
・前日までに参加方法のメールが届かない場合は、下記アドレスまでお問合せください。

  高等教育研究開発センター <k-kokyo(at)office.hiroshima-u.ac.jp>
  (at)を@に置き換えてください。