★申込を締め切りました
下記の通り、公開研究会を開催しますので、ご案内いたします。
■日時:2024年8月27日(火) 12:30~14:00
■場所:ハイブリッド — 対面(定員17名)+オンライン形式(Zoom)
- 対面
TKP新橋カンファレンスセンター・ミーティングルーム13J
東京都千代田区内幸町1丁目3-1 幸ビルディング
※対面会場は東京都千代田区になります。ご注意ください。
※地図:https://maps.app.goo.gl/i6ivokDWKiR2ryhU6 - オンライン(Zoom)
※お申込みされた方には参加用URLを前日までにご連絡いたします。
■テーマ:国際化する大学における留学生の主体的行為とエンゲージメント:英国からの報告
■司会・進行:櫻井 勇介(広島大学)
■講演者:ダンギニ(Dangeni、ニューカッスル大学)、ケルシー・イノウエ(Kelsey INOUYE、オックスフォード大学)
■コメンテーター:李 シン(LI, Xin、広島大学)
■言語:英語
■概要:
【講演1】英国留学生の「目に見えない」学生のエンゲージメント
(ダンギニ、ニューカッスル大学、英国)
留学生を対象とした研究は、高等教育の国際化におけるサブフィールドとなっているが、彼らの主体的行為による貢献やその成果はまだ認知度が低い。本セミナーでは、英国の大学に在籍する中国人留学生の多次元的な学生エンゲージメントを批判的に検討する。留学生のエンゲージメントを高める主な要因は、留学生をどう支援するかについて、様々な関係者に示唆を与えるものである。
【講演2】学生の責任ある主体的行為(Agency)と国際化する高等教育
(ケルシー・イノウエ、オックスフォード大学、英国)
本発表は、2023年に実施された高等教育における留学生の「エージェンシー」に関するシステマティックレビュー調査に基づいている。このレビューでは、2000年から2020年に発表された51本の論文を分析し、「エージェンシー」という概念が研究対象、概念的枠組み、または研究成果として頻繁に扱われているにもかかわらず、十分に理論化されていないことを明らかにした。この結果を踏まえ、既存のエージェンシーの概念化を統合した理論的基盤を提示する。
■プログラム:
12:30 挨拶 櫻井勇介(広島大学教育学習支援センター・高等教育研究開発センター)
12:35 講演1(25分程度) ダンギニ(ニューカッスル大学)
13:00 講演2(25分程度) ケルシー・イノウエ (オックスフォード大学)
13:25 コメント(10分程度)李シン(広島大学高等教育研究開発センター)
13:35 講演者・参加者の全体討論(14:00に終了)
■その他:
・本研究会は、以下の研究助成を受けて開催しております。
○24K06103(研究代表者:櫻井勇介, 研究課題名「博士課程留学生のキャリア展望を支援する学術環境要因と課題の解明と体系化」)
○大和日英基金「奨励助成」(Daiwa Foundation Small Grants) Ref: 14821/1567(研究代表者:櫻井勇介, 研究課題名「Japan and UK synergy for nurturing doctoral students’ development―with a particular focus on pedagogical training and well-being」)
・参加費は無料です。(申し込み締切:8月23日(金)正午)
・本セミナーについては、ウェブ会議システム(Zoomミーティングを予定)を使用して実施いたします。開催時刻までにインターネット環境、PC等端末(Webカメラ、マイクが必要)のご用意をお願いいたします。
・Zoomにログインする時には、IDに姓名を使用してください。参加申し込み登録者のお名前と違う場合、入室を許可されない場合がございます。
・各自のPC機能等により録画された動画の公開は許可されておりませんのでご留意ください。
・前日までに参加方法のメールが届かない場合は、下記アドレスまでお問合せください。
高等教育研究開発センター <k-kokyo(at)office.hiroshima-u.ac.jp>
(at)を@に置き換えてください。