7月19日開催 公開研究会(対面+オンライン形式(Zoom))『2010年代の私立大学改革・政策の検証:補助金による政策誘導がもたらしたもの』のご案内

下記の通り、公開研究会を開催しますので、ご案内いたします。

■日時:2024年7月19日(金)16:30~18:30

■場所:対面(定員15名)+オンライン形式(Zoom)
    広島大学きてみんさいラボ(広島JPビルディング内2階)
    〒732-0822 広島県広島市南区松原町2番62号
     ※対面会場は広島市になります。ご注意ください。
     ※お申込みされた方には参加用URLを前日までにご連絡いたします。
 
■テーマ:博士学位シリーズ
     2010年代の私立大学改革・政策の検証:補助金による政策誘導がもたらしたもの

■司会・進行:村澤 昌崇(広島大学)

■講演者:松宮 慎治(信州大学)

■言語:日本語

■概要:本公開研究会はRIHEの博士学位シリーズとして開催いたします。
本研究の目的は,2010年代の私立大学改革・政策における,補助金による政策誘導の検証である。2010年代に本格化した,私立大学に対する補助金誘導による私立大学改革・政策では,私学助成を経由した,私立大学の機能強化や経営行動の誘導がもくろまれた。他方で,2010年代の大学に対する競争的資金配分は,国立大学からセクターによらない補助金に変化し,配分手法を私立大学に転用しつつあったが,私立大学の財政において補助金収入の割合は低下していた。このような状況下で,限られた資金に各種の役割・機能を紐づけて配分することに,どれほどの効果があるのだろうかという問題意識のもと,検証に取組んだ。

■プログラム:

16:30 挨拶 村澤 昌崇(広島大学高等教育研究開発センター教授)

16:35 講演(40分程度)
    松宮 慎治(信州大学)
17:15 コメント(15分程度)
    原田 健太郎(島根大学)
    立石 慎治(筑波大学)

17:45 全体討論および質疑応答
    (18:30前後くらいを目処に終了)

■その他:
・本研究会は、以下の研究助成を受けて開催しております。
○JP22K18591(研究代表者:村澤昌崇,「社会科学の計量分析再考:“説明”の評価と解釈に関する数理的開発と検証」))
○JP24K00387(研究代表者:村澤昌崇,「大学生の非学習型活動・逸脱行動の可視化:量的質的方法の応用開発と倫理的課題の解決」)

・参加費は無料です。(申し込み締切:7月18日(木)正午)
・本セミナーについては、ウェブ会議システム(Zoomミーティングを予定)を使用して実施いたします。開催時刻までにインターネット環境、PC等端末(Webカメラ、マイクが必要)のご用意をお願いいたします。
・Zoomにログインする時には、IDに姓名を使用してください。参加申し込み登録者のお名前と違う場合、入室を許可されない場合がございます。
・各自のPC機能等により録画された動画の公開は許可されておりませんのでご留意ください。
・前日までに参加方法のメールが届かない場合は、下記アドレスまでお問合せください。

  高等教育研究開発センター <k-kokyo(at)office.hiroshima-u.ac.jp>
  (at)を@に置き換えてください。