★申込は締め切りました。
下記の通り、公開研究会を開催しますので、ご案内いたします。
■日時:2024年3月18日(月)14:00~16:00
■場所:対面(定員25名)+オンライン形式(Zoom)
広島大学きてみんさいラボ(広島JPビルディング内2階)
〒732-0822 広島県広島市南区松原町2番62号
※対面会場は広島市になります。ご注意ください。
※お申込みされた方には参加用URLを前日までにご連絡いたします。
■テーマ:数理モデルを通して社会を「説明」する
■司会・進行:樊 怡舟(広島大学)
■講演者:浜田 宏(東北大学)
■言語:日本語
■概要:社会現象の背後にあるメカニズムをとらえるのは決して簡単なことではありません。社会現象の起承転結に関する「説得的」な説明を目的に、研究者らは既存の理論および実証分析をエビデンスに自身の気づきとひらめきを語ってきています。中では、「数理モデル」というアプローチは極めて異色な存在といえます。仮設検証や実証分析によるエビデンス産出を目指しておらず、仮定の下でモデルを独自に展開し、社会の現象を数式とシミュレーション結果に託して表現しようとしています。
数理モデルの面白さは何よりも、ありきたりと思われる仮設から、隠された非自明的な結論を数学的言語で導き出すということでしょう。一方、数理モデルを通して、どのようなどのような「説明」ができて、どのような「エビデンス」となるでしょうか。そして数理モデルという手法の「説得性」はどのように評価すべきでしょうか。
本公開研究会は数理モデルを長年実践されてきた東北大学浜田宏教授をお招きし、社会科学における数理モデルの使い方と可能性についてご講演をいただきます。特に、なぜ社会科学にとって数理モデルが必要なのか、数理モデルを通してどのような「説明」が可能なのか、数理モデルの質をどう評価するかについて解説をいただきます。
本公開研究会の母体となる科研JP22K18591(https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-22K18591/)は、2022年より社会科学における「説明」の意味合い、および「説明」の説得性を保証する方法論的根拠に関する検討をしています。
ご関心のある方のご参加をお待ちしております。
■プログラム:
14:00-14:10 開会挨拶および講師紹介:樊怡舟
14:10-15:10 講演:浜田宏
15:10-16:00 コメント
16:00~ 質疑応答 フリーディスカッション
最大17:00までに閉会
■その他:
・参加費は無料です。(申し込み締切:3月15日(金))
・本セミナーについては、ウェブ会議システム(Zoomミーティングを予定)を使用して実施いたします。開催時刻までにインターネット環境、PC等端末(Webカメラ、マイクが必要)のご用意をお願いいたします。
・Zoomにログインする時には、IDに姓名を使用してください。参加申し込み登録者のお名前と違う場合、入室を許可されない場合がございます。
・各自のPC機能等により録画された動画の公開は許可されておりませんのでご留意ください。
・前日までに参加方法のメールが届かない場合は、下記アドレスまでお問合せください。
高等教育研究開発センター <k-kokyo(at)office.hiroshima-u.ac.jp>
(at)を@に置き換えてください。