12月17日開催「2E教育の理念で発達障害のある学生の才能を活かす」のご案内

【情報提供者:東北大学 大学教育支援センター】

2022年12月17日(土)に下記の通りZoomによるウェビナー【PD】「2E教育の理念で発達障害のある学生の才能を活かす」を開催いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。

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 教育関係共同利用拠点提供プログラム 学生論 W-01
【PD】2E教育の理念で発達障害のある学生の才能を活かす
【日時】2022年12月17日(土)14:00-16:00
【講師】松村 暢隆(関西大学名誉教授)
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【趣旨】
最近、初等中等教育では才能のある子への対応が強く求められるようになって、文科省の「特異な才能のある児童生徒の指導・支援」に関する有識者会議の「審議のまとめ」が本年9月に提出されました。そこでは個別最適・協同的な学びとの一体的な充実の一環とする方針が唱えられました。来年度以降、文科省は学校内外で実証研究等の取組を開始する予定です。才能と発達障害等を併せもつ「2E(トゥーイー)」(twice-exceptional)の子どもへの対応も、検証課題とされています。大学等の高等教育でも、発達障害のある学生への支援が進んできましたが、中等教育から接続した「2E教育」の観点から、合理的配慮の修学支援を超えた、学習・生活・就労等の総合的支援の可能性を探ることも有意義でしょう。しかし才能や2Eに関する一般の認識は乏しく、「ギフテッド」という語が偏った意味で用いられるように、誤解も少なくありません。
本セミナーでは、才能や才能教育・2E教育の概念や実践の背景をきちんと押さえた上で、発達障害のある学生を2Eと捉え直し、2Eの学生が個別最適な学びの場で才能を発揮できる支援の在り方を考えます。多くの方々のご参加をお待ちしております。

【プログラム】
開会挨拶
中村 教博(東北大学 高度教養教育・学生支援機構 副機構長 教授)

講演「2E教育の理念で発達障害のある学生の才能を活かす」
松村 暢隆(関西大学名誉教授)
・質疑応答

閉会挨拶
戸村 理(東北大学 高度教養教育・学生支援機構 准教授)

司会:戸村 理

【参加申込み締切】2022年12月14日(水)

【参加費】無料

【定員】なし

本セミナーはZOOMによるウェビナーです。

【詳細・申込み】
http://www.ihe.tohoku.ac.jp/CPD/events/pd221217/

【記事のお問合せ先】
東北大学 高度教養教育・学生支援機構
大学教育支援センター
TEL: 022-795-4471
Email: iehe-seminar@ihe.tohoku.ac.jp