【情報提供者:金沢大学 林 透教授】
この度,文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」幹事校企画として,金沢大学 令和4年度第2回全学FD研修会「ピア・サポートを活用した学修者本位の教育の実現」を開催いたしますので,ご案内させていただきます。
ご参加を希望される方は,申し込みフォームから2022年8月3日(水)17時までにお申込みくださいますようお願い申し上げます。
多数の皆様のご参加をお待ち申し上げます。
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金沢大学
令和4年度第2回全学FD研修会「ピア・サポートを活用した学修者本位の教育の実現」
(「知識集約型社会を支える人材育成事業」幹事校企画)
【趣旨】
2018年11月に公表された「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」を皮切りに,
「学修者本位の教育の実現」が大学教育の現場において強く求められています。
学修者本位の教育の実現には,学修者自らが自律的に学び,成長できる環境を整えることが大切であり,
その有効な手段として,学生による学生のための学修支援(ピア・サポート)が近年注目されています。
特に,本学では,『金沢大学未来ビジョン「志」』において「自ら学び・自ら育む」教育環境の整備を掲げているとともに,文理融合・分野横断によるSTEAM教育の取組を進めるにあたり,学域を超えた学生の学び合いを重視しています。
今回の研修会において,ピア・サポートの基礎概念を学ぶとともに,各種教育・学修実践において
どのように役立てることができるかについて,幾つかの事例紹介を交えながら,学生同士の学び合いの意義や価値に関する理解を深める機会を設けることとします。
【日時】:2022年8月8日(月)14:00~16:00
【開催方法】
Zoomによるオンライン開催
※途中参加・途中退出可能
パソコンやスマートフォン等,音声通話が可能な条件にてご参加ください。
【対象】:教職員,学生ほか(参加費無料)
【定員】:100名
【申込方法】
参加をご希望の方は,以下の申込フォームから必要事項をご記入の上,お申込みください。
申込受付後,別途Zoomアドレスを送付いたします。
お預かりした個人情報は,本研修会の運営業務以外には使用いたしません。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeuozQ1m5g4-XEIf8zVc5-MWtuDytkW64cBxXL5Ud_Zm9BGDg/viewform
【プログラム】
14:00~14:10 オープニング
14:10~14:50 基調講演
「ピア・サポートの基礎概念とその効用」
北陸学院大学 人間総合学部 社会学科 准教授 松下 健氏
14:50~15:30 事例紹介(話題提供)
「附属図書館における学修支援スタッフ(LiLA)の経験を通して」
金沢大学大学院自然科学研究科 電子情報科学専攻 D3 田中 裕士
「アカデミック・アドバイジングによる学修支援の経験を通して」
金沢大学 高大接続コア・センター 特任助教 中野 正俊
「先導STEAM人材育成プログラム(KU-STEAM)で目指す学修支援モデル」
金沢大学 教学マネジメントセンター 特任助教 山下 貴弘
15:30~15:55 意見交換
15:55~16:00 クロージング
【チラシ掲載URL】
https://chishiki-syuyaku.jp/news/400/
【講師紹介】
■北陸学院大学 人間総合学部 社会学科 准教授 松下 健(まつした たけし)氏
■資格等
博士(人間科学),公認心理師,臨床心理士,精神保健福祉士,ピア・サポート・コーディネーター
■研究テーマ
・認知と感情の関係性と影響
・教育現場におけるカウンセリング効果
・仲間同士の助け合いによる心理学的効果
■書籍
日本ピア・サポート学会(企画) 春日井 敏之・増田 梨花・池 雅之 (編著)
(2020) 『大学でのピア・サポート入門―始める・進める・深める―』ほんの森出版
(松下 健・松田 優一,第1部入門編4,大学でのピア・サポート活動で求められる訓練,pp. 26-33)
(松下 健,第2部実践編9,大学生が行う地域コミュニティにおけるピア・サポート活動,pp.68-71)
松下 健(2021)『対人志向的ピア・サポートの訓練効果に関する実践研究』風間書房
■受賞
日本コミュニティ心理学会 令和2年度若手学会員研究・実践活動奨励賞 受賞
受賞課題:コミュニティワイドなピア・サポート活動の定着過程に関する事例研究
【お問い合わせ】
「知識集約型社会を支える人材育成事業」幹事校事務局(金沢大学学務部学務課内)
TEL: 076-264-5956
E-mail: gakukikaku@adm.kanazawa-u.ac.jp