以下のとおり,「IRよろず相談会」を開催します。
さて、今回の大学IRよろず相談では、当センターも研究委託等で連携しお世話になっている河合塾様からご登壇いただきます。
ご関心のある方は、以下のフォームよりお申込みください。(3/25正午で申し込みを締め切ります)
テーマ:IRよろず相談:河合塾さんとあれこれ議論しようの会
●日時・場所
2022年3月25日(金)18:00~(最大20:00くらいまで) オンライン開催
<プログラム>
18:00- :挨拶 村澤 昌崇(広島大学)/趣旨説明 宮田弘一(尾道市立大学)
18:05- :話題提供「実践されているさまざまな学修成果の評価方法−これまでの大学教育調査から−」
野吾 教行(学校法人河合塾 教育研究開発部 チーフ)
※話題提供後、オーディエンスを交えての質疑応答・四方山話(最大20:00まで)
司会・コーディネーター:宮田弘一(尾道市立大学)
●趣旨
河合塾 教育研究開発部(旧: 教育研究部)では, 2006年以来, 大学教育に焦点を当てた調査に取り組んできた。具体的には、2008年度「国立大学の教養教育調査」, 2009年度「全国大学の初年次教育調査」, 2010〜2015年度に実施した「大学のアクティブラーニング調査」, そして2016〜2019年度に実施した海外プログラムやグローバル教育に関する調査として, 「グローバル社会に対応した大学教育調査」、文部科学省や日本学生支援機構からの委託調査がある。
IRにおいては, 学修成果に関する可視化, 定量化された評価結果やアセスメントデータは欠かせない。このことは, さまざまな見解はあるものの「学修成果の可視化」として, そのまま高等教育における課題とされている。河合塾で取り組んできた大学教育に関する調査においては, アクティブラーニング型授業を取り入れた科目の学修成果の評価, そうした科目を含めた学士課程カリキュラム全体としての学修成果の評価, 海外プログラムの学修成果の評価, これらがどのようになされているのかということも重要な関心項目の1つとして調査してきた。
本報告では, 調査を通じて知り得た学修成果の可視化に関する大学での事例を,できるだけたくさん紹介し, ご参加いただく皆様のIR活動の参考にしてもらうことを目的とする。古い事例もあり, 既に取り止められている事例もあるかもしれないが, 取り組みとして興味深く, 参考になることに変わりはないので, そうしたものとしてお聴きいただき, ご議論くだされば幸いである。
————–
以上の趣旨文からもお解りのように、たくさんの大学の取り組み事例をご紹介いただけるようですので、参加される皆様にとっても、大いに参考になるのではないでしょうか。楽しみですね。
ご関心のある皆様のご参加をお待ちしております。
※本相談会は、以下のJSPS科研費の助成を受けて開催しております。
〇JP20H01643(研究代表者:村澤昌崇(広島大学),「EBPMの批判的検討を通じた高等教育政策・研究の高度化とEIPMへの展開可能性」)
○JP18K18651(研究代表者:村澤昌崇(広島大学),「多様な使命と目的を同時最適化する卓越した大学モデルの探索」)
〇JP20J14673(日本学術振興会特別研究員:中尾走,「高等教育政策を事例にしたEBPMの批判的検討」 )
○河合塾委託研究「学生調査の分析・卒業生調査の開発および大学教職員向けIRセミナーの手法開発」(研究代表:村澤昌崇)
●定員、料金
50名(無料)
●担当 広島大学高等教育研究開発センター 村澤 昌崇