9月2日開催 2021年度連続研究会「著者と語る」 第1回のご案内(大学教育における「海外体験学習」研究会:JOELN)

【情報提供者: 大学教育における「海外体験学習」研究会(JOELN)】

大学教育における「海外体験学習」研究会(JOELN)では、今年度、数回にわたって連続研究会を開催することになりました。
その第1回のご案内をさせていただきます。

JOELN 2021年度連続研究会「著者と語る」
第1回 『人類学者たちのフィールド教育——自己変容に向けた学びのデザイン』

 2021年3月に刊行された、箕曲在弘・二文字屋脩・小西公大編著『人類学者たちのフィールド教育―自己変容に向けた学びのデザイン』(ナカニシヤ出版)は、2017年12月のJOELN年次大会がきっかけとなり生まれました。JOELNの年次大会には、教育学や異文化コミュニケーション論など、さまざまなバックグランドをもつ方々が参加されています。この中で人類学者たちがもった異和感が、本書執筆の大きな動機となっています。では、人類学者であればどういった体験学習プログラムを作ることができるのか。人類学者の指導方法は、ほかの分野とどう違うのか。こういった問いを検討していく中で生まれた概念が「自己変容型フィールド学習(SFL)」です。
 2021年度、JOELNは恒例となった年次大会の開催ではなく、年間数回に分けて研究会を開催することにしました。この第1回として『人類学者たちのフィールド教育』を取り上げ、著者とともに「自己変容型フィールド学習(SFL)」の可能性について語り合います。当日はできる限り、双方向のやりとりを行い、本書に触れた方々が考えたことを共有してもらい、「自己変容型フィールド学習(SFL)」の今後の展開に活かしたいと考えています。

●日時:9月2日(木)13:00~15:30
●場所:Zoomによるオンライン開催
●定員:30名
●参加申込方法
① 8月31日(火)23時59分までに下記URLから参加申込をお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSewdseKMDnPhn2OlghjheYvqSCSM2hvwV1gBdT-baspANJIvQ/viewform
② 著者との双方向のやりとりを重視する関係で、参加人数の上限は30名とさせていただきます。先着順となりますので、お早めにお申込ください。
③ 事前にご質問やコメントを記入していただけますと、当日のセッションのなかでお返事いたします。
④ 9月1日(水)に、ZoomのURLをご指定のメールアドレスに送信いたします。

*事前に『人類学者たちのフィールド教育』をある程度、お読みいただいた方のほうが、研究会参加による満足度は高まると考えますが、通読されていなくても、遠慮なくご参加ください。

●タイムテーブル
13:00~ 趣旨説明および著者解題
13:30~ 5~6人で1グループをつくり、ブレイクアウトセッションを実施。
14:10~ 各グループの意見の共有
14:40~ 編者3名のリプライ
15:00~ 参加者との自由な意見交換
(15:30 終了)

●プログラムの詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://joeln.jp/meeting/

●書籍情報:箕曲在弘・二文字屋脩・小西公大編著『人類学者たちのフィールド教育―自己変容に向けた学びのデザイン』(ナカニシヤ出版)
http://www.nakanishiya.co.jp/book/b561919.html

●『人類学者たちのフィールド教育―自己変容に向けた学びのデザイン』特設ウェブサイト:
https://survivalanthropology.com/field-education/

●今後の予定
第2回 10月を予定
「著者と語る」山下美樹編著『サービス・ラーニングのためのアクティビティ』研究社

記事のお問い合わせ先: 【お問合せ】http://joeln.jp/contact/からお願いいたします。