8月21日開催「日本の学生寮における教育的アプローチの意義と現状」のご案内(大阪大学)

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【情報提供:大阪大学  安部有紀子准教授】

この度、学寮科研グループ(科学研究費補助金基盤B 19H01688)では、日本の学生寮における教育的なアプローチの実態や課題を共有する目的で、8月21日(土)13:30-オンラインの公開セミナーを開催いたします。大学関係者、大学寮の管理運営に関わる事業者や、テーマに関心がある方々に広くご参加いただければ幸いです。参加希望の方は、以下の申し込みフォームから、お申し込みください。

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開催概要
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■テーマ :「日本の学生寮における教育的アプローチの意義と現状」
■開催日時:2021年8月21日(土)13:30-15:40
■申込方法:以下のフォームより申込ください。
https://forms.office.com/r/24zXPH287n
■申込締切日:2021年8月17日(火)


■開催方法:Zoomを用いたオンライン配信(接続先は3日前に申し込み頂いた方にメールにて案内予定です。)
■主 催:学寮科研研究グループ(代表:大阪大学 安部有紀子)
■協 力:独立行政法人日本学生支援機構
■内 容:(講演テーマは仮題)
・講演「学生寮および学寮プログラムの現状」沖清豪(早稲田大学文学学術院教授)
・講演「学生寮の歴史的展開と教育的意義」蝶慎一(広島大学高等教育研究開発センター助教)
・事例報告 豊橋技術科学大学TUTグローバルハウス ご担当者
・事例報告 立命館アジア太平洋大学APハウス ご担当者
・質疑応答

■開催趣旨:大学教育の国際化や学習者中心主義の進展により、米国を初め、東アジア、豪州、ヨーロッパ諸国と、キャンパス内の学習資源の活用についての見直しが進み、その一つとして「学生寮」が注目を集めている。日本においても、学生への経済支援や福利厚生の充実という機能を果たしてきた学生寮を、近年「教育寮」や「国際寮」として捉え直す動きが見え始めている。そもそも学生寮は学生の「生活の場」であるため、他の学習資源と比較しても、その国の社会動向や大学教育の位置づけや、学生と大学の関係性等の影響が大きく、学寮プログラムの開発もその国独自の発展を遂げている。
本セミナーでは、日本の学生寮および学寮プログラムの実態を明らかにすることを目的に、その歴史的展開や、近年の全国的な動向とともに、実際の大学における先駆事例から教育的アプローチを導入する際の具体的な課題について紹介する。そのうえで日本の学寮プログラムの特徴や、今後学生寮において教育的アプローチを導入・進展させていく際の障壁、今後の展望等についてフロアを交えて議論していく。

記事のお問い合わせ先 本セミナーに関する問い合わせ先:
安部有紀子(大阪大学)
abe@celas.osaka-u.ac.jp