◇申し込みを締め切りました。
◇参加申し込みおよび参加URLが届かない場合は必ず前日の(7/30)正午までにご連絡ください。土曜日は事務室閉室のため、当日お問合せいただいても返信できません。
下記の通り、公開研究会をオンラインにて開催しますので、ご案内いたします。
■日時:2021年7月31日(土)10:00~12:00
■場所:Zoomセミナーの為、全てオンラインで開催いたします。
※お申込みされた方に参加用URLを前日までにご連絡いたします
■テーマ:高等教育研究資源ナショナルセンター企画
若手・中堅研究者共同研究シリーズ:専門職に関する調査研究②
■講演者:坂無 淳(福岡県立大学講師)
■言語:日本語
■概要
本研究は、中堅・若手が緩やかに問題意識を共有し、共通のデータを生成・共有しながら進める共同研究として企画されました。今後数回のシリーズを予定しております。
本研究の主たる関心は、「専門職とは何か?」という問いを発端として、人々の意識からその実相を探索することを狙いとしています。加えて,制度的な専門職養成機関である大学,大学院などでの養成に関しても問うことを通じ,大学院拡充や専門職大学院などを行ってきた高等教育政策の検証もささやかながら手がけようというものです。
今回は以下の報告を予定しています。
テーマ:専門職とジェンダー・ステレオタイプ:大学教員は男性向き・女性向き職業と考えられているのか
研究代表:坂無 淳 氏(福岡県立大学)共同研究者:湯川 やよい 氏(愛知大学)
コメンテーター:山本 耕平 氏(国際経済労働研究所)
職業には、実態として男性が多い職業と女性が多い職業があり、また人々の意識の中には男性に向いている、あるいは女性に向いている職業という職業に対する大まかなイメージがあると指摘される。共同研究「職業に抱くイメージに関する意識調査」では、21の専門職について、男の子がいるとしたらその職業について欲しいか、また女の子がいるとしたらその職業について欲しいかを聞いているが、今回はこのデータから人々の各職業に対するジェンダー・ステレオタイプ変数を作成する。各職業や個人の変数の基礎的な分析、公的統計による実際の各職業の男女比の確認、また分析者の関心から大学教員と他専門職との比較などを行う予定である。これらを通じて、専門職とジェンダー・ステレオタイプについての実態や意識について、参加の皆さんと議論を行いたい。
研究会メンバー:坂無淳(福岡県立大学), 立石慎治(筑波大学), 中尾走(日本学術振興会特別研究員/広島大学大学院), 原田健太郎(島根大学), 速水幹也(椙山女学園大学), 樊怡舟(広島大学大学院), 松宮慎治(神戸学院大学), 丸山和昭(名古屋大学), 宮田弘一(尾道市立大学), 三上亮(広島大学大学院), 湯川やよい(愛知大学), 村澤昌崇(広島大学)
■プログラム
司会:原田健太郎(島根大学)
10:00- :趣旨説明:村澤昌崇(広島大学)
10:05-10:35:研究報告−専門職とジェンダー・ステレオタイプ:大学教員は男性向き・女性向き職業と考えられているのか:坂無 淳 氏 (福岡県立大学)
10:35-10:55:コメント:山本 耕平 氏 (国際経済労働研究所)
10:55-11:05:休憩
11:05- :総括討論
閉会の辞(最大12:00まで)
■その他
・本研究会は、高等教育研究資源ナショナルセンターの一環として開催されます。
・本研究は以下のJSPS科研費の助成を受けて開催しております。
〇JP19H00621(研究代表者:小林信一,「知のオープン化時代の大学・科学相関システムの再構築」)
〇JP20H01643(研究代表者:村澤昌崇,「EBPMの批判的検討を通じた高等教育政策・研究の高度化とEIPMへの展開可能性」)
〇JP18K18651(研究代表者:村澤昌崇,「多様な使命と目的を同時最適化する卓越した大学モデルの探索」)
○JP18K12939(研究代表者:坂無淳,「高等教育におけるジェンダー・バランスの不均衡とその是正に関する実証研究」)
〇JP20K02938(研究代表者:丸山和昭,「研究する実践家」のライフキャリアと質の保証-医師・教師・心理職の職種間比較研究」)
〇JP20J14673(日本学術振興会特別研究員:中尾走,「高等教育政策を事例にしたEBPMの批判的検討」 )
・参加費は無料です(定員:30名)。
・本セミナーについては、ウェブ会議システム(Zoomミーティングを予定)を使用して実施いたします。開催時刻までにインターネット環境、PC等端末(Webカメラ、マイクが必要)のご用意をお願いいたします。
・Zoomにログインする時には、IDに姓名を使用してください。参加申し込み登録者のお名前と違う場合、入室を許可されない場合がございます。
・各自のPC機能等による講演・資料の保存は許可されておりませんのでご留意ください。
・前日までに参加方法のメールが届かない場合は、下記アドレスまでお問合せください。
高等教育研究開発センター <k-kokyo(at)office.hiroshima-u.ac.jp>
(at)を@に置き換えてください。