<好評につき定員を増やしました>3月29日(月)開催 2020年度第20回公開研究会(オンライン開催)『研究大学における国際化戦略とその効果分析:広島大学の取り組みを事例とした因果分析』

クリックすると大きくなります

※3/26 16:30以降に参加お申込みの場合、参加用URLは研究会当日に送付します。

下記の通り、公開研究会をオンラインにて開催しますので、ご案内いたします。

■日時:2021年3月29日(月)14:00~16:00

■場所:Zoomセミナーの為、全てオンラインで開催いたします。
    ※お申込みされた方に参加用URLを前日までにご連絡いたします

■テーマ:高等教育研究資源ナショナルセンター企画
     研究大学における国際化戦略とその効果分析:広島大学の取り組みを事例とした因果分析

■言語:日本語

■概要:
 本研究会は、「広島大学スーパーグローバル大学創成支援事業×RIHE連携研究プロジェクトシリーズ」(仮)の第1回目として企画されました。
 本シリーズでは、大学の機関レベルで取得できる教学関係データをフルに活用して、国際化等の大学における諸改革の状況や、それら取り組みが学生の成長にもたらす効果について、多角的に検証します。
 広島大学のスーパーグローバル大学創成支援事業の効果は、特に国際化戦略において、川田・西谷(2017: https://bit.ly/3bgkP6d)により一定の効果が示されており、その分析結果が計量経済学のテキスト(西山他編,2019,『計量経済学』(New Liberal Arts Selection),有斐閣)にも収録されるほどの研究・実践成果となっています。また、東洋経済新報社においても特集が組まれており(https://bit.ly/3qfWq50)、高い関心を集めていると言えるでしょう。
 こうした取り組みは、大学IRやEBPMとそこで推奨されている因果推論への関心の高まりと併せて、その意義を改めて評価する必要があるように思います。つまり、これまで研究者や政府を中心に全国に跨がる形で展開されてきた大規模学生調査等による分析と一般化以上に、今日では、個々の大学固有の関心や取り組みの「効果」や「成果」を、如何に厳密に析出して検証するかー言い換えれば、内的妥当性の高い分析のニーズーこの重要性が高まったと言えるのではないでしょうか。
 このような問題提起のもとで、本研究会では、広島大学の各種教学データや、BEVI-Jデータを活用することにより、広島大学の特性や固有の取り組みが、学生の成長にどの程度寄与しているのかについて、近年の因果推論手法の応用を試みながら、迫ってみたいと思います。
 ご関心のある方の参加をお待ちしております。

■プログラム
14:00-14:05 趣旨説明(司会:村澤昌崇<広島大学>)
14:05-14:35 広島大学のスーパーグローバル大学創成支援事業の取り組み・BEVI-Jの紹介等  西谷 元(広島大学)
14:35-14:55 広島大学のデータを使った学生の成長に関する分析(その1)
14:55-15:00 休憩
15:00-15:30 広島大学のデータを使った学生の成長に関する分析(その2)
         ※その1・その2:村澤昌崇(広島大学)中尾  走・樊 怡舟(広島大学大学院)
15:30-16:00 総括討論
                 閉会挨拶

■その他
・本研究会は、高等教育研究資源ナショナルセンターの一環として開催されます。
・本研究は以下のJSPS科研費の助成を受けて開催しております。
  〇JP19H00621(研究代表者:小林信一,「知のオープン化時代の大学・科学相関システムの再構築」)
  〇JP19H01690(研究代表者:西谷元,「海外留学プログラムの効果検証:大規模パネルデータによる学生の心理特性の変化の分析」)
  〇JP18K18652(研究代表者:西谷元,「英語力向上と教育プログラムとの相関関係:大規模データによる統計的分析」)
  〇JP20H01643(研究代表者:村澤昌崇,「EBPMの批判的検討を通じた高等教育政策・研究の高度化とEIPMへの展開可能性」)
  〇JP18K18651(研究代表者:村澤昌崇,「多様な使命と目的を同時最適化する卓越した大学モデルの探索」)
  〇JP20J14673(日本学術振興会特別研究員:中尾走,「高等教育政策を事例にしたEBPMの批判的検討」 )
・参加費は無料です。(定員30人)⇒ご好評につき定員を増やして受付しております
・本セミナーについては、ウェブ会議システム(Zoomミーティングを予定)を使用して実施いたします。開催時刻までにインターネット環境、PC等端末(Webカメラ、マイクが必要)のご用意をお願いいたします。
・Zoomにログインする時には、IDに姓名を使用してください。参加申し込み登録者のお名前と違う場合、入室を許可されない場合がございます。
・各自のPC機能等による講演・資料の保存は許可されておりませんのでご留意ください。
・オンライン開催については不慣れな点も多くみなさんにご不便をおかけするかもしれません。ご容赦いただけますと幸いです。
・前日までに参加方法のメールが届かない場合は、下記アドレスまでお問合せください。
 高等教育研究開発センター <k-kokyo(at)office.hiroshima-u.ac.jp>
 (at)を@に置き換えてください。

[trust-form id=28359]