3月15日開催 九州大学ウェビナー100 「アジアからの高大接続~国際アドミッションにおける日本式教育と予備教育」のご案内

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【情報提供:九州大学 木村拓也 准教授】

九州大学ウェビナー100
「アジアからの高大接続~国際アドミッションにおける日本式教育と予備教育」

主催:九州大学教育学部、大学院人間環境学研究院
共催:九州大学次世代型教育開発教育拠点(文部科学省教育関係共同利用拠点)
   一般社団法人 大学アドミッション専門職協会    

海外との高大接続を設計していくとは如何なることなのか、こうした問いに、教育学は如何に応答していくべきなのか、本シンポジウムの開催目的はまさにここにある。アジア各地から日本の大学に進学するルートは、一様ではない。
高等学校を卒業後に来日するケースばかりでなく、高等学校を卒業し予備教育(ファンデーション・プログラム)を受けるケース、中学を卒業後に日本に留学し日本の大学を目指すケース、国内外の高等専門学校を経由するケース、日本の高校に長期留学した上で日本の大学に進学するケースなど、アジアからの高大接続はモザイク状である。そのそれぞれに現状と課題があり、また、そうした多様な進学ルートを熟知した上で、日本の大学がどう接続制度を構築していくのか、も課題となる。第一部では、アジアからの高大接続に関する論点整理を行い、第二部では、アジアの日本式教育を行う各教育機関から現状と課題を指摘頂く。第三部では、九州大学の各部局から国際アドミッションの課題をご指摘頂く。シンポジウム全体を通して、アジアの高大接続場面で見られる諸課題を概観し、これからの我が国における国際アドミッションのあり方を議論する。

司会:江口潔(九州大学人間環境学研究院)
開会の挨拶:九州大学 理事・副学長 河野俊行

第1部 国際アドミッションの課題と現状
講演1:竹熊尚夫(九州大学人間環境学研究院、教育学部長)、
木村拓也(九州大学人間環境学研究院)、中世古貴彦(九州産業大学)
「一流研究大学の留学生獲得戦略としての国際アドミッション
–アジアからの高大接続における日本式教育、予備教育(ファンデーションプログラム)の観点から」

第2部 アジアからの高大接続事例の紹介
1.  新モンゴル学園(小中高、高専、工科大)[モンゴル]
ジャンチブ・ガルバドラッハ理事長、ガルバドラッハ・トゴス専務理事
2.  中国信男教育学園(上海文来高級中学中日班、深セン第三高級中学日本名校留学班)[中国]
魯林 理事長
3.  柳川高等学校付属タイ中学校、柳川高校国際科 [タイ]
古賀賢 柳商学園 理事長、テムラック・チャオ 柳川高等学校付属タイ中学校 副理事長
4.  日本国際学校 [ベトナム] *英語による講演
ダオ・スアン・ホック 理事長
5.  マラヤ大学予備教育部日本留学特別コース [マレーシア]
水野俊夫 日本教師団 団長 ジャミラ・モハマド AAJプログラムコーディネーター 
6.  帝京マレーシア日本語学院日本留学準備教育課程 [マレーシア]
大野好弘 帝京マレーシア株式会社 取締役社長

第3部 九州大学における国際アドミッションの現状と課題
1. 工学部 松村晶 教授
2. 農学部 土居克実 教授
3. 共創学部 李暁燕 准教授
4. 経済学部 儲梅芬  講師
5. 教育学部 木村拓也 准教授
閉会の挨拶:九州大学大学院工学研究院教授 渡邊公一郎

イベントの詳細は以下となります。
日時:3月15日(月)14:00~18:00
場所:Zoom開催
参加費:無料
言語:日本語・一部英語(通訳なし)
参加方法:以下フォームからの事前申し込みが必要。(3/8〆切)
https://forms.gle/2PGkLsBiePwVzpFx6 
申込後、3月上旬に参加用のZoomリンクをご記入いただいたメールアドレス宛に送信いたします。

問い合わせ先:symposium@pme.kyushu-u.ac.jp
(九州大学教育学部教育計画・測定評価論研究室)

イベント内容に関する詳細情報は添付のチラシをご覧ください。

本シンポジムは、令和2年度九州大学ウェビナー100「アジアの日本式教育からの高大接続—国際アドミッションの新潮流」、平成31年〜令和3年度九州大学教育の質向上支援プログラム(NEEP)「アジア研究拠点の展開に資するアジア各国における留学生獲得拠点の形成」の成果の一部である。