(締切ました)7月7日(火)開催 2020年度第3回公開研究会(オンライン開催)『大学における研究倫理教育の定着:原理的考察の試み』

クリックすると大きくなります

定員に達しましたので締切ました

下記の通り、2020年度第3回公開研究会をオンラインにて開催しますので、ご案内いたします。
オンライン開催については不慣れな点が多く、みなさんにご不便をおかけするかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
また今後もオンライン公開研究会を予定しております。詳細はこちらからご覧ください。

■日時:2020年7月7日(火)16:00~17:00

■場所:Zoomセミナーの為、全てオンラインで開催いたします。
    ※お申込みされた方に参加用URLを前日までにご連絡いたします

■言語:日本語

■テーマ:大学における研究倫理教育の定着:原理的考察の試み

■講演者:小竹雅子(島根大学研究推進室・助教)
専門は高等教育論。広島大学職員として勤務する傍ら広島大学大学院教育学研究科に在学し、2017年に博士(教育学)を取得。2018年3月より現職。若手研究者の育成や科研費獲得支援、研究倫理に関する実務等に携わる。

■概要
 今日、大学における研究倫理教育の機会は、Eラーニングを中心に安定的に提供されるようになってきている。しかし、現場レベルの反応は、分野による温度差はあるものの、ただ義務的に行われている感が強い。今後、実質的かつ体系的な研究倫理教育の充実が求められているが、我々はその改革の道筋をどう描くことができるだろうか。
 先行研究によると、研究不正を抑止するためには、教員や学生個人の態度や行動に焦点をあてるだけでなく、制度や組織文化も含む大学全体を変革するという視点が必要であることが示されている。体系的な研究倫理教育を導入し定着させることで、教員や学生個人の態度や行動の変容を促すとともに、研究活動の場である大学全体に倫理性を吹き込み、組織変容を導き得ることを意味している。
 本研究会では、大学において研究倫理教育を導入し定着させるプロセスを組織変容として捉え、そのプロセスをどのように理論的に説明できるのかについて検討する。

■プログラム
司会:金 良善(高等教育研究開発センター)
16:00-16:20 『大学における研究倫理教育の定着:原理的考察の試み』小竹 雅子(島根大学)
16:20-17:00  ディスカッション
ファシリテーター:蝶 慎一(高等教育研究開発センター)

■その他
・参加費は無料です。(定員:30名)
・本セミナーについては、ウェブ会議システム(Zoomミーティングを予定)を使用して実施いたします。開催時刻までにインターネット環境、PC等端末(Webカメラ、マイクが必要)のご用意をお願いいたします。
・Zoomにログインする時には、IDに姓名(ローマ字入力)を使用してください。参加申し込み登録者のお名前と違う場合、入室を許可されない場合がございます。
・各自のPC機能等による講演・資料の保存は許可されておりませんのでご留意ください。
・オンライン開催については不慣れな点も多くみなさんにご不便をおかけするかもしれません。ご容赦いただけますと幸いです。
・お申込み締切は、7月5日(日)です。定員に達した場合は締切前であっても受付を終了することがあります。
・前日までに参加方法のメールが届かない場合は、下記アドレスまでお問合せください。
  高等教育研究開発センター <k-kokyo(at)office.hiroshima-u.ac.jp>
  (at)を@に置き換えてください。