Responding to the COVID-19 Crisis: A Survey of College and University Presidents, A Study by Inside Higher Ed and Hanover Research March 2020
https://www.insidehighered.com/booklet/responding-covid-19-crisis-survey-college-and-university-presidents

・Inside Higher EDは、シンクタンクのHanover Researchと共同で米国大学長等を調査対象とした報告書『新型コロナウイルスへの対応：大学学長調査』（2020年3月）を公表。
・2020年3月17日から19日まで、米国の大学長等172名（内訳は、Presidentが95％、Chancellorが5％）より得られた回答結果を取りまとめたもの。
・全18ページ・カラー版。

・「新型コロナウイルスに関する当面の問題で、現在の懸念のレベルでは何が問題か」の回答。
92％が「学生のメンタルの問題」
88％が「教職員（employee）のメンタルの問題」
75％が「オンライン学習を指導する教員の準備」
57％が「オンライン学習への技術的な準備」
（注）％は、「とても懸念」＋「いくぶん懸念」を合計した数値。

　・「対面授業を遠隔、または、オンラインにすることに関して大学における課題は何か」の回答。
81％が「学生のエンゲージメントを維持すること」
75％が「デジタル配信にあまり慣れていない教員」
59％が「学術水準を高く保証すること」
50％が「技術サポートを利用可能にする」
（注）％は、「とても課題」＋「いくぶん課題」を合計した数値。

・「いつ対面授業を再開する予定か」についての回答。
「3月31日まで」が5％
「4月30日まで」が13％
「5月31日まで」が6％
「6月30日まで」が3％
「秋学期まで」が31％
「不明」が41％

・（次の選択肢で）「新型コロナウイルスの危機を乗り越えるために、あなたの大学が最も追加サポートを必要としているものは何か」の回答（上位3つの選択肢を回答）。
60％が「財政的健全と運用計画」
53％が「教員のFD」
48％が「教育技術の開発」
41％が「学生支援」
（注）回答者は、上位3つの選択肢で回答。主な選択肢を抜粋。

（4月16日登録）