以下のとおり公開研究会を開催いたしますので、ご案内いたします。
■日時:2019年11月6日(水)13:30~15:30
■場所:広島大学東京オフィス408号室
■使用言語:フランス語(日本語通訳あり)
■テーマ:フランスの高等教育・研究における意思決定過程:EU外学生への学費導入を例に
■講演者:ヤミナ・ベタアール氏(フランス ロレーヌ大学)
■概要:フランス政府は、2018年、EU外の学生に学費(高額な登録料)を導入する決定を行った。多大な影響を与えるこの決定は、程なく様々な関係者間で議論や非難の対象となった。国立の高等教育機関等では、学生や教員によるデモ活動が展開され、強い反対の意志が表明された。
本セミナーでは、この政策を例として取り上げ、発端から決定までの政府の過程を分析する。その問いの対象は、どのようにして決定が行われるのか、意思決定過程の関与する者は誰かである。そこから当該決定過程は、フランスの特異性を暗示するといった仮説を立てることが可能である。
■その他
・参加費は無料です。
・当日はホームページ掲載用等に写真の撮影を行う予定ですので、ご承知おきください。
・この研究会は、日本学術振興会の短期招聘プログラム(外国人研究者招へい事業)による日本滞在中のセミナーです。
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