10月24日(木)開催 第9回公開研究会『質的研究入門-高等教育研究における質的研究のあり方を考える-』

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定員に達しましたので、申し込みを締切ました。

以下のとおり公開研究会を開催いたしますので、ご案内いたします。

■日時:2019年10月24日(木)14:00~17:00

■場所:広島大学東京オフィス408号室
                  〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6(アクセス

■テーマ:質的研究入門-高等教育研究における質的研究のあり方を考える-

■使用言語:日本語

■講演者:白松 賢(愛媛大学 教授)

■定員:20名

■概要
本研究会では、高等教育研究における方法論の再考を進めるプロジェクトの一環として、企画されました。今回は、教育社会学会において優れた質的研究の業績を出し続けている愛媛大学の白松賢先生をお招きして、先生には「質的研究入門」と題してお話していただきます。

白松先生には、教育社会学の質的研究の特徴を押さえた上で、近年の教職大学院の質的研究の活性化と課題を明らかにし、今後の高等教育に関する質的研究の可能性を議論していただく予定です。  

本ご講演を通じて、質的研究のノウハウや勘所についての認識と理解を深めることを目指します。併せて、質的研究が未成熟な高等教育研究を活性化させるためにも、高等教育が抱える各種課題を持ち寄って、先生を囲んでの「高等教育の質的研究の可能性」を議論・模索したいと存じます。  

こうした取り組みは、研究のみならず、近年にわかに対応を迫られているIR等の情報収集・分析とも関係します。IRは「数値化・可視化」が全面に推されていますが、併せて重要なのは、個々の教職員や組織が蓄積してきた「暗黙知」です。「暗黙知」がともすると捨象されかねない現状にあって、質的研究法を通じて、暗黙知を情報としてどのように大学の知識として蓄積するべきなのかも、白松先生と一緒に議論できればと考えています。

ご関心のある皆様の参加をお待ちしております。

■その他
・参加費は無料です。
・当日はホームページ掲載用等に写真の撮影を行う予定ですので、ご承知おきください。
・本研究会は、JSPS科研費、19H00621、18K18651、16H03780の助成を受けたものです。

定員に達しましたので、申し込みを締切ました。