記事概要:2019年度 第1回 大学職員のための(I)Rゼミナール 開催報告
開催日時:2019年5月26日(日)
開催場所:広島大学東京キャンパス
報告者:中尾 走 (広島大学大学院博士課程後期)
IR研修担当者:村澤 昌崇(広島大学高等教育研究開発センター副センター長/准教授)
TA:井芹俊太郎(法政大学IR担当職員)
TA:中尾 走(広島大学大学院博士課程後期)
2019年5月26日(日),広島大学東京キャンパスにて,大学職員を対象とした2019年度の第1回(I)R研修を開催させていただきました。
おかげさまで,当センターのサイトから募集をさせていただきましたところ,募集開始からすぐに定員が埋まりました。直前に,募集を開始したにも関わらず多くの方に参加していただき,ありがとうございます。
この度は,wi-fiがうまく繋がらない等でjamovi上でライブラリがダウンロードできないなど,ご迷惑をおかけしました。
当日は,IRに使えそうなフリーソフトの紹介と運用の事例を皆様と共有させていただきました。昨年度の取り組みに継続してjamoviという新しいフリーソフトと,東洋経済新報社様から貸与いただいた『大学四季報』データを用い、データに触れるハードルを低くしながらも,簡単に計量分析ができるようにとの内容を組み込みました。
分析に用いる変数と分析結果がインタラクティブにつながるというjamoviの魅力を紹介しながら,丁寧に説明したつもりでしたが,説明が不十分な点もありまして,分かりづらかった点もあったかと思います。しかし,講師の村澤昌崇の熱のこもった説明とコミカルな笑いのおかげで,分析に用いる変数と分析結果がインタラクティブにつながるというjamoviの魅力は受講者の皆さんに十分に伝わったかと思います。加えて,数値やハコモノだけがあっても意味がなく,そこに魂を付与することの重要性もお伝えできたかと思います。
第二部のRStudio編に関しましては,こちらの時間管理の関係で,駆け足でのご説明になってしまい申し訳ございません。今後,RStudioを用いてのIR研修も行なっていきたいと考えておりますので,興味がございましたら,そちらにもご参加いただけたらと思います。
ご参加いただいた方々からは,貴重なご意見を頂戴いたしました。この場を借りて御礼申し上げます。また,お忙しい中,事後アンケートにもご回答いただきありがとうございました。頂戴した意見を今後の研修に反映させながら,内容をブラッシュアップさせていこうと存じております。
今後も各種データの“可視化”を通じた,平易なIRを,有志の皆様と共同で楽しく盛り上げていきたいと存じております。ご賛同いただける方は,是非ともご協力のほど,よろしくお願いいたします。