BEVIワークショップのご案内(琉球大学・関西大学・一橋大学)

【情報提供者:広島大学 西谷 元 教授・副理事SGU担当) 】

 2016年12月の日本学生支援機構共催・文部科学省後援のシンポジウム以来、各地の大学で50回近いシンポジウム・ワークショップを行い、BEVI(Beliefs, Events, and Values Inventory)を利用する大学も,広島大学以外にも,琉球大学,龍谷大学、関西大学、筑波大学、上智大学、福岡女子大学、創価大学、福岡大学(開始順)に拡大してきています。
 また、2018年度に開始された大学の世界展開力強化事業においても、COIL教育また留学プログラムの成果分析・検証・評価の手段の一つとして用いられています。
 これまで集まったデータ数も1万件近くになりました。広島大学の全一年生を対象とした調査により、各学部の特徴また学部内の差異も明らかになり、このデータを用いた主成分分析から、留学前後の変化を容易に示すこともできました。
2019年5月・12月の一連のシンポジウム、ワークショップに続き、ジェームズ・マディソン大学(米国)から,BEVI開発者であるCraig N. Shealy教授を再度お迎えし,分析ツールの詳細,データの解析などについてご講演いただくとともに,実際に各大学で実施したテスト結果を用いたセミナーを行う予定です。
 これらのセミナーは,SGU事業またCOIL型教育世界展開力強化事業のサポートをいただき、また各大学またShealy教授のご厚意により,広く公開することが可能となりました。
 つきましては,ご多忙の折とは存じますが皆様のご参加を心よりお待ちしております。

※BEVI(Beliefs, Events, and Values Inventory)は,グローバルコンピテンシー,留学・学習の成果の客観的測定・評価手段として,IDIやGPIなどとともに,ミシガン州立大学、パデュー大学、アリゾナ州立大学など米国を中心に約60の高等教育機関で広く取り入れられているテストです(ミネソタ州立大学 Assessing Education abroad outcomes: a review of the BEVI, IDI, and GPI :
http://studyabroad.isp.msu.edu/research/documents/Assessing_EA_Outcomes_WhitePaper.pdf)。
英語版以外では日本語版が最初に開発されましたが,スペイン語版、中国語版も開発・公開予定です。

◆ 琉球大学 平成30年度大学・COIL型教育世界展開力強化事業セミナー
日時: 2019年3月 4日(月)13:00~17:00
会場: 琉球大学
共通教育棟1号館2階の大会議室
(Large Conference Room, Kyotsukyouiku Building 1, 2nd floor)
琉球大学HPキャンパスマップ 

プログラム: 留学・教育プログラムの評価テストとしてBEVI
      13:00~14:20  第1部 琉球大学のデータを基にした分析・BEVI結果の解釈について
      14:30~17:00  第2部 BEVI結果に基づくプログラム評価と改善事例について
講師: Craig N. Shealy教授 (James Madison University/BEVI)
連絡先:https://goo.gl/K4v7p1にて申し込んでください(資料準備のため、参加人数の事前把握にご協力ください)

関西大学 第2回COIL教育実践・成功セミナー
日時: 2019年3月 7日(木)13:00~16:30
会場: みんなの会議室 品川RoomA(品川駅徒歩4分)
    〒108-0074 東京都港区高輪3丁目24−18

プログラム: 留学・教育プログラムの評価テストとしてBEVI -COILにおける活用-
講師: Craig N. Shealy教授 (James Madison University/BEVI)
   西谷 元教授(広島大学/副理事SGU担当)
   池田 桂子 教授(関西大学 IIGE副機構長)
申し込み先: bit.ly/iige19378から申し込んでください(定員30名: 各大学代表は2名が原則)

◆ 関西大学 第3回COIL教育実践・成功セミナー
日時: 2019年3月 8日(金)11:00~15:00
会場: 関西大学梅田キャンパス4階ME-Riseラボ
   〒530-0014 大阪府大阪市北区鶴野町1番5号

プログラム: 留学・教育プログラムの評価テストとしてBEVI-COILにおける活用-
講師: Craig N. Shealy教授 (James Madison University/BEVI)
   西谷 元教授(広島大学/副理事SGU担当)
   池田 桂子 教授(関西大学 IIGE副機構長)
申し込み先: bit.ly/iige19378から申し込んでください(定員40名: 各大学代表は2名が原則)

◆ 一橋大学 海外留学の学習効果分析のための測定ツール:BEVIセミナー(第52回BEVIセミナー)
日時: 2019年3月 11日(月)10:00~17:00
会場: 一橋大学東キャンパス 国際研究館(1階)CAI教室
共催: 一橋大学国際教育交流センター・広島大学グローバル化推進室

プログラム:
午前 BEVIの基本 (主として日本語によるBEVIの構造・使用方法の紹介)
午後 BEVIの理論的背景・BEVI-jデータの解釈・活用(英語)

BEVI の基本を押さえつつ、BEVIの基礎となっている理論、実際に各大学での測定結果を基に、以下の説明を行います。
・どのように分析結果が示されるのか
・個人レポートの例・活用方法
・グループレポートの例
・グループレ内・グループ間・プログラム前後の相違
・分析結果の活用
講師: Craig N. Shealy教授 (James Madison University/BEVI)
西谷 元教授(広島大学/副理事SGU担当)
申し込み先:
https://goo.gl/forms/723QV6kMsKEM4GlF3から申し込んでください