平成31年2月22日(金)第10回公開研究会『シンガポールにおける外国大学分校に関する考察』『留学生受入拡大過程における政策と大学の留学生受入体制-日韓比較による考察』

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以下のとおり公開研究会を開催いたしますので、ご案内いたします。

■日時
平成31年2月22日(金) 14:00~17:10

■場所
RIHE授業研究開発室112

■使用言語
日本語

■プログラム
14:00〜15:30
●テーマ:シンガポールにおける外国大学分校に関する考察
●講師:戸田 千速(東京大学大学院教育学研究科博士課程)
●概要:
「トランスナショナル高等教育先進国」であるシンガポールには、数多くの外国大学分校が開設されている。これら外国大学分校のうち、少なからぬ分校はジョイント・ディグリー・プログラムの提供も含め、シンガポール工科大学(Singapore Institute of Technology)と提携している。
シンガポール工科大学との提携により、外国大学分校は安定的に学生を確保することが可能となった。実際、シンガポール工科大学などシンガポールの国立大学との提携の有無が、外国大学分校の明暗を分けた事例も確認される。
勿論、外国大学分校とシンガポール工科大学の提携は、外国大学分校側のみならずシンガポール側にとってもメリットは存在する。シンガポール工科大学はポリテクニク卒業生に大学レベルの教育を提供し及び学位を授与することを企図して創設されたが、外国大学分校との提携により、シンガポール国内の既存大学が提供していない分野の教育を提供することが可能となった。これは若年層の国外流失に歯止めをかける一助となっている。
本報告では、こうしたシンガポールの外国大学分校の教育・運営体制を明らかにした上で、その意義を検討することとしたい。

15:30〜15:40 休憩

15:40〜17:10
●テーマ:留学生受入拡大過程における政策と大学の留学生受入体制-日韓比較による考察
●講師:塚田 亜弥子(東京大学 教育学研究科大学経営・政策コース博士課程)
●概要:
2000年代に入り世界の留学生人口は急速に拡大し、留学生受入れについて目標人数を掲げた誘致政策を採用する新興国も増加しつつある。一方、留学生の急激な受入れ拡大は、不法滞在の増加をはじめ、豪州でのインド人留学生に対するカレーバッシングのような異文化摩擦等、様々な問題を引き起こしている。
本報告では、社会的背景や高等教育の文脈で日本との共通点が多い韓国との比較により、留学生誘致計画開始前後の政策と留学生受入体制を検証する。日韓比較を通じて、当時の政策の変遷と大学における留学生受入体制確立の過程を整理することにより、留学生誘致拡大の際に生じる課題の解決策につながる示唆を得たい。

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