12月22日(土)開催予定の「第1回高等教育研究プラットフォーム(於東京C-BRANCH銀座)」ですが、プログラム時間が変更となりました。
ご参加をご希望されております方々にはご迷惑をお掛けいたしますが、下記の時間(受付時間30分繰り下げ)へと変更となりますので、お間違いのない様にお願い申し上げます。
高等教育における現在の中核的課題は、現代社会において求められる人間像と、大学教育を通じて育てる能力・人格、 知識の構造、 提供する大学教育の構造、 教養教育・専門教育の在り方である。 特に、 近年流布している「コンピテンシー」論は、人間が獲得すべき能力の定式化を図り、社会の変動に対応する概念を提示する反面、文脈によっては、学ぶべき知識の不明確さや、コンピテンシーのカテゴリーの単純化など多くの論点がある。この問題に取り組んでいる研究者を招聘し、コンピテンシー論を深化させる議論を深めたい。
●テーマ
大学教育で育つ能力・知識・人格とは何か-コンピテンシ一,知識,経験を問う
●開催日時
平成30年12月22日(土) 13:30-17:30
(13:00~受付開始)
●開催場所
東京C-BRANCH銀座(〒104-0061 東京都中央区銀座3丁目7-3 銀座オーミビル)
●プログラム
・主催者挨拶
・講演1「コンピテンシー・ベースのカリキュラムの光と影-今求められる学力と学び」(13:40~14:40)
石井英真・京都大学教育学研究科・人間科学講座・准教授,教育学・教科教育学
『現代アメリカにおける学力形成論の展開』(単著・東信堂),『今求められる学力と学びとは-コンピテンシー・ベースのカリキュラムの光と影』(単著・日本標準)など,学校で育成すべき資質・能力の構造化・モデル化とカリキュラムについて研究
・講演2「コンピテンシー教育をめぐる論点―フランスを鏡として」(14:40~15:40)
細尾萌子・立命館大学文学部・准教授,教育方法学・教育課程論
『フランスでは学力をどう評価してきたか―教養とコンピテンシーのあいだ―』(単著・ミネルヴァ書房),『グローバル化時代の教育評価改革―日本・アジア・欧米を結ぶ―』(共著・日本標準)など,フランスを鏡としながら,知識の活用と論理的思考,表現力の育成と評価を探求
休憩(15:40~15:50)
・講演3「キーコンピテンシーとは何か―OECD/PISAの展開とEU」(15:50~16:50)
福田誠治・都留文科大学学長,教育学
『ネオリベラル期教育の思想と構造―書き換えられた教育の原理』(単著・東信堂),『国際バカロレアとこれからの大学入試改革――知を創造するアクティブ・ラーニング』(単著・亜紀書房)など広く新自由主義時代の教育改革について考察
・意見交換(16:50~17:25)
・閉会挨拶(17:25~17:30)
●申し込み
参加を希望される方は、以下のフォームよりお申し込みください(受付締切12月17日)
申込みを閉め切りましたが、当日の飛び入り参加は可能です。(ただし資料は、飛び入りの方は無い可能性があります)