【情報提供者: 横浜市立大学 菊池芳明准教授】
神奈川大学、関東学院大学、横浜市立大学、横浜国立大学の共同主催による今年度のヨコハマFDフォーラムについて、以下の通りご案内申し上げます。
【開催趣旨】
質的転換答申以降、大学教育改革の一大流行語と化した観のある「アクティブ・ラーニング」ですが、文科省による政策的推進、「学長のリーダーシップによる各大学での組織的導入、拡大」、そして日本全体、個別大学での「アクティブ・ラーニング」型授業とそのためのFDの拡大は誰の目にも明らかである一方、実際に授業を行い、受講する現場の教員と学生の声、彼らから見たその効果や課題、「現場の実態、実情」は今一つ明らかではありません。
昨年度の第3回ヨコハマ4大学FDフォーラム「学生調査の現状と課題-学生の声を基に調査結果の活用について考える-」では、外部講師による基調講演とその後のパネルディスカッションというスタイルではなく、フォーラムのテーマについて4大学の取り組みを発表、それについて4大学の学生諸君の率直な声を聞き、教員・学生でディスカッションを行うという方法を採り入れ、教職員にとっては思いがけない学生からの声を集めることが出来ました。今年度も同様に、「アクティブ・ラーニングは大学教育をどう変えたか?-学生のホンネ、教員のホンネ-」と題して、現場からの声、特に学生諸君から見た「アクティブ・ラーニング」の実態、実情について明らかにし、率直な対話を行うことによりより良い「アクティブ・ラーニング」の在り方について模索したいと考えています。
【開催概要】
日時:2018年12月8日(土)13:30-17:00(受付13:00~)
※フォーラム参加費無料 (17:05-18:30会費制にて情報交換会有り)
プログラム
13:30 – 13:35 開始挨拶 横浜市立大学 副学長 重田 諭吉
13:35 – 14:15 「アクティブ・ラーニングの理論と実践」
関東学院大学 高等教育研究・開発センター准教授 杉原 亨
※講演及び会場の教職員、学生全員参加による『 アクティブ・ ラーニングの課題』に関するグループ・ワークを行います。
14:15 – 15:15 各大学報告(1大学/15分)
・ 横浜国立大学 大学院教育強化推進センター教授 市村 光之
・ 神奈川大学 教務部長(工学部教授) 松澤 和光
・ 関東学院大学 高等教育研究・開発センター准教授 奈良 堂史
・ 横浜市立大学 副共通教養長(生命ナノシステム科学研究科教授) 大関 泰裕
15:15 – 15:25 休憩
15:25 – 16:55 パネルディスカッション
パネリスト 横浜4大学の教員・学生が登壇します。
モデレーター 横浜市立大学 学務准教授 菊池 芳明
16:55 – 17:00 閉会挨拶 神奈川大学教育支援センター所長(経済学部教授) 山本 博史
17:05 – 18:30 情報交換会(横浜市立大学 金沢八景キャンパス 大会議室)
参加費:学生1,000円,教職員他3,000円
※参加者受付にて事前にお支払いをお願いします。
対象:大学教職員・大学生、その他大学教育に関心のある方
【参加申込方法・問合せ先】
参加ご希望の方は、11月30日(金)までに、こちらの案内チラシをご覧いただき記載のURLからお申込みください。
お問合せ先:横浜市立大学 教育推進課 学術企画担当
E-MAIL acaplan@yokohama-cu.ac.jp
TEL 045-787-2466/2425