12月16日開催【東京】大学教育における「海外体験学習」研究会 2018年度年次大会「海外体験学習における体験の表象化―その多様な方法に着目して―」(東洋大学)のご案内

【情報提供:国際基督教大学】

この度、大学教育における「海外体験学習」研究会では「海外体験学習における体験の表象化―その多様な方法に着目して―」をテーマに年次大会を開催いたします。
ご関心をお持ちの皆様のご来場を心よりお待ちしております。

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大学教育における「海外体験学習」研究会 2018年度年次大会
「海外体験学習における体験の表象化―その多様な方法に着目して―」
日程:2018年12月16日(日) 10:00~16:30 (9:30受付開始)
会場:東洋大学白山キャンパス 6号館2階
URL:http://www.toyo.ac.jp/site/access/access-hakusan.html
後援:東洋大学アジア文化研究所

大会参加費:1000円(学部生、院生は無料)
情報交換会参加費:2000円(学部生、院生は1000円)

◇参加申し込みはGoogle formからお願いします。

*今年度は参加を希望するセッションを、事前に第二希望まで選んでいただくことになりました。
どのセッションでも、ワークショップを実施するためです。ご理解のほど、何卒よろしくお願いいたします。
*参加していただくセッションについては、12月10日ころお知らせいたします。
12月9日(日)締め切り。
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◆全体会 (10:00~10:30) 6号館2階6209教室
私たちは、数多くの海外体験学習を実践してきました。現地でのふりかえりや学びの場面、帰国後のレポート、さらには帰国して長く経過してからの「納得」のことばなどなど。参加者の「体験」の多様な場面と機会に遭遇し、「体験」を言語化する課題に挑戦してきました。ときには、体験を語りに、言語に、あるいはパワーワードのようなキーワードをひきだす、ファシリテーションの難しさにも直面してきました。私たちは、また、言語化に至らないもどかしさやモヤモヤをどう表象化していくかについても参加者と考えてきました。このように考えると、帰国後の「報告」や「レポート」は,一過的、経過的、かつ体験全体の一部かもしれません。研究大会では、このような体験の言語化のプロセスについて考えるとともに、言語化では伝えきれない、表現できないパフォーマンスや図解、絵コンテ、コラージュなど非言語的な表象化についても考えていきたいと考えています。
 趣旨説明 藤原孝章(同志社女子大学)
 進行 梅村尚子(東京農工大学)

◆分科会 第一部(10:45~12:30)
■第一セッション「コラージュづくり」 6号館2階6209教室
本セッションでは、タイとグアムへのスタディツアー参加者によるコラージュ作品制作を通した学びの変容について報告する。コラージュとは現代絵画技法の一つで「糊付け」を意味し、アートとして定着している。作品に使用するパーツや構図を考えることで、自分の考えや主張を整理して明確にすることができる。また言語操作能力に左右されないことから、従来の文字表現を中心とした評価とはことなる尺度による評価を行うことができる。
 発表1 藤原孝章(同志社女子大学)、他学生・卒業生2名
 発表2 中山京子(帝京大学)、他学生・卒業生3名

■第二セッション「体験の言語化」6号館2階6208教室
本セッションでは、帰国後の事後学習において、「体験から言葉を紡ぐ」方法について考えてみたい。短期間の海外研修では極めて紋切り型の自己変容の語りしか生み出せないと思われがちだが、対話を通して対象とする社会や文化を見る目線を養うことにより、ある程度の「深さ」をもった気づきが得られるはずである。本セッションでは、経験を言葉にすることにこだわり、その方法論について検討する。
 発表1 岩井雪乃(早稲田大学)、他学生3名
 発表2 箕曲在弘(東洋大学)、他学生3名

■第三セッション「リスクコミュニケーション」6号館2階6207教室
JOELN年次大会恒例となっている本セッションでは、海外体験学習にともなうリスクの効果的な予防・対応を目指し、参加大学間の情報共有を支援してきた。本年度は、昨年度に引き続き、「リスク管理」から「リスクコミュニケーション」への移行をテーマとし、まずこの「リスクコミュニケーション」という考え方の基本を確認するため、JOELN運営委員によるレクチャーを受講する。その後、その実際を理解するために、小グループに分かれ、特定の国におけるリスク想定事例とその対応を議論する。
 発表 齋藤百合子(明治学院大学) 
 進行 岡島克樹(大阪大谷大学)

◆分科会 第二部 (13:45~15:15)
■第一セッション「コラージュづくり」 6号館2階6209教室
第一部に引き続き「コラージュづくり」をテーマとし、第二部ではワークショップをおこなう。ここでは参加者とともに、実際に手を動かしながらコラージュを制作し、制作方法について深く理解することを目指す。

■第二セッション「体験の言語化」6号館2階6208教室
第一部に引き続き「体験の言語化」をテーマとし、第二部ではワークショップをおこなう。ここでは、参加者からの質疑応答を中心として、各々が現場で抱える課題について話し合うことを目的とする。

■第三セッション「リスクコミュニケーション」6号館2階6207教室
第二部では、第一部に続き「リスクコミュニケーション」をテーマとしつつ、「共感性の促進(私事から私たち事への移行)」「配慮の必要な学生の受入と対応」の2つをサブテーマとし、JOELN運営委員による発表および参加型討論をおこない、今後のリスクコミュニケーションに関する議論を深めるきっかけにする。

◆総括(15:30~16:30)6号館2階6209教室

◆情報交換会(17:00~19:00)
 会場:未定

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◇参加申し込みは こちら (Google form)からお願いします。

*今年度は参加を希望するセッションを、事前に第二希望まで選んでいただくことになりました。どのセッションでも、ワークショップを実施するためです。ご理解のほど、何卒よろしくお願いいたします。
*参加していただくセッションについては、12月10日ころお知らせいたします。
12月9日(日)締め切り。
JOELN問い合わせページ:http://joeln.jp/contact/

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