【情報提供者: 九州大学 基幹教育院 次世代型大学教育開発センター様】
1.趣旨: 九州大学は「アクティブ・ラーナー」(学び続けることを幹に持つ、未知な問題や状況にも果敢に挑戦するスピリットと行動力を備えた人)の育成を掲げている。しかし、学生生活実態調査によると九大生の学習時間はあまり長くないことが明らかになっている。教育内容や学生支援について学生の立場から意見を提案する学生モニター会議(教育担当理事の諮問機関)は、「九大生の学習時間はなぜ短いのか」をテーマに平成29年6月から8月にかけて議論を行った。学生モニター会議の議論の結果は、教育担当理事への報告後、9月の教育企画委員会を通じて学内に周知された。
学生モニター会議が集約した学生の声は、教員との対話を経ながら、全学的に共有されることが望ましい。また、そうした学生や教員の意識自体も、相対化されながら共有されるべきであろう。
そこで、高等教育論を専門とする学外有識者を招き、学生モニター、本学教員らが、学生の要望や学習の実態、大学側の取り組み、教授法や教育に対する教員の意識等について様々な角度から意見を交わし、アクティブ・ラーナーを育成するための教育の在り方について議論を深めることを目的としたシンポジウム(全学FD)を開催する。
2.主催:九州大学教育改革推進本部
共催:次世代型大学教育開発センター
後援:九州地域大学教育改善FD・SDネットワーク(Q-Links)
3.日時:平成29年12月26日(火)13:30~16:40(受付開始13:00)
4.会場:西新プラザ大会議室(福岡市早良区西新2-16-23)
5.対象:大学教育に関心を有する方
他機関の高等教育関係者にも広く開放します。
6.参加定員:約200名
7.テーマ:「大学生の学習時間はなぜ短いのか」
8.プログラム
◇開会挨拶 久保 千春 九州大学教育改革推進本部長(九州大学総長)
◇基調講演 「大学生の学習行動と学習時間(仮題)」
講 師: 小方 直幸 東京大学大学院教育学研究科 教授
◇報告1 「九大生の学習実態と九大教員の教育観」
講 師: 中世古 貴彦 九州大学教育改革推進本部 特任助教
◇報告2 「ラーニングアナリティクスから見た九州大学の授業(仮題)」
講 師: 木實 新一 九州大学基幹教育院 教授
◇パネルディスカッション
進 行: 谷口 説男 九州大学基幹教育院 教授
発表者: 学生モニター代表者
ハ゜ネリスト: 小方 直幸 東京大学大学院教育学研究科 教授
木實 新一 九州大学基幹教育院 教授
中世古 貴彦 九州大学教育改革推進本部 特任助教
◇閉会挨拶 丸野 俊一 九州大学教育改革推進副本部長(九州大学理事・副学長)
※終了後、情報交換会<会費3,000円>を開催します。
9.申込方法:氏名、所属(職種)、連絡先、情報交換会への参加有無を記載の上、12月19日(火)までに、
gapsanka@jimu.kyushu-u.ac.jpへメールによりお申込ください。
10.その他: 駐車場はございませんので、公共の交通機関をご利用ください。
記事のお問い合わせ先: 九州大学学務企画課
電話:092-802-5814
FAX:092-802-5990
Mail:gakikaku★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。