(講師紹介・参加者募集中)『第4回 シンポジウム「大学と学生」-大学と学生の関係:課外活動の単位化を問うー』(8月23日(水)開催)

今年度の学生シンポジウムに登壇頂く、講師の方々をご紹介いたします。
興味のある方は、下記フォームよりお申込みください。
多くの皆様の参加をお待ちしております。

谷田川 ルミ(やたがわ るみ)先生
芝浦工業大学工学部共通学群教職科目教育社会学研究室准教授。教育社会学。大学生や若者の生活と意識(=大学生、若者文化)が主な研究対象。大学生に対するアンケートやインタビュー調査データを収集・分析し、その研究成果をこれからの大学に求められる学生支援・キャリア支援に寄与する基礎的な知見として、現実に対応した支援策に生かすことを目標として研究を行っている。
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森 朋子(もり ともこ)先生
関西大学教育推進部/教育開発支援センター(CTL)教授。言語文化学。認知科学や脳科学の発展に伴って20世紀後半に起きた新しい学問である学習研究を専門とし、人の学びのメカニズムとプロセスを解明し、その知見を教育方法に活用することを試みている。学生や教職員の学びが促進される状況をデザインし、その隠れた能力を引き出し、サポートすることを課題としている。
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(シンポジウムの概要と申込み)

第4回 シンポジウム「大学と学生」

テーマ:『大学と学生の関係:課外活動の単位化を問う』

開催日時:平成29年8月23日(水)9:00~14:00

会場:広島大学構内 情報メディア教育研究センター 本館2階セミナー室2、3
http://www.media.hiroshima-u.ac.jp/aboutus/access

参加費:500円(受講料は無料ですが,プログラム内の昼食代として徴収させていただきます)

対象:本主題に関心のある学生、教職員、その他の者

定員:50名

申込み期限:8月20日(日)

概要:

みなさんはサークル活動に参加していますか?もしもそのサークル活動が単位化されたら,どんな影響があると思いますか?

正課の講義や実験実習以外で,学生が組織的に行う諸活動を「課外活動」といいます。サークル活動が代表的なものですが,その中には学術的なものもあれば,スポーツに関する活動,ボランティアや社会問題に取り組むものもあれば,演劇や音楽など芸術的活動もあります。課外活動は,大学生活をより豊かなものにするとして重要な意味をもち,学生が自主的に活動できるよう,大学が場を提供するなど支援をしてきました。
ところが近年,学生の自主性に任せるだけではなく,単位を与えることで課外活動をより制度化している取組が増えつつあります。課外活動の一部あるいはすべてを単位化することで,活動が持続的なものになる,教員が関わり,大学の正課における学びとのつながりができるなどメリットもありますが,学生が自由な距離感で関われなくなる,学びが自由でなくなる,単位取得が目的化してしまうなどのデメリットもあります。「課外活動」とは誰のためにあるのでしょうか?また,「単位」とは何でしょうか?学生に,教員に,大学組織にとって「単位化する」とは何を意味するのでしょうか?課外活動を「単位化」する背景には何があるのでしょうか?

本シンポジウムでは,大学生とは何か,課外活動とは何か,単位とは何か,ということについてあらためて問い直し,大学と学生の多様な関係の在り方について考えていきます。

プログラム:

9:00-9:05 開会挨拶
9:05-9:25 わたしは何型学生?
9:25-9:40 趣旨説明
9:40-10:20 話題提供 谷田川ルミ先生(芝浦工業大学)
10:20-10:30 休憩
10:30-10:40 事例の紹介
10:40-11:00 事例①
11:00-11:20 事例②
11:20-11:40 事例③
11:40-12:00 あらためて単位とは(コメントにかえて) 森朋子先生(関西大学)
12:00-12:10 ディスカッショントピック
12:10-13:30 ランチ&ディスカッション
13:30-13:50 共有
13:50-14:00 まとめ&閉会
 
 
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