今年度の学生シンポジウムの開催についてご案内いたします。
多くの皆様の参加をお待ちしております。
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第4回 シンポジウム「大学と学生」
テーマ:『大学と学生の関係:課外活動の単位化を問う』
開催日時:平成29年8月23日(水)9:00~14:00
会場:広島大学構内 情報メディア教育研究センター 本館2階セミナー室2、3
http://www.media.hiroshima-u.ac.jp/aboutus/access
参加費:500円(受講料は無料ですが,プログラム内の昼食代として徴収させていただきます)
対象:本主題に関心のある学生、教職員、その他の者
定員:50名
申込み期限:8月20日(日)
概要:
みなさんはサークル活動に参加していますか?もしもそのサークル活動が単位化されたら,どんな影響があると思いますか?
正課の講義や実験実習以外で,学生が組織的に行う諸活動を「課外活動」といいます。サークル活動が代表的なものですが,その中には学術的なものもあれば,スポーツに関する活動,ボランティアや社会問題に取り組むものもあれば,演劇や音楽など芸術的活動もあります。課外活動は,大学生活をより豊かなものにするとして重要な意味をもち,学生が自主的に活動できるよう,大学が場を提供するなど支援をしてきました。
ところが近年,学生の自主性に任せるだけではなく,単位を与えることで課外活動をより制度化している取組が増えつつあります。課外活動の一部あるいはすべてを単位化することで,活動が持続的なものになる,教員が関わり,大学の正課における学びとのつながりができるなどメリットもありますが,学生が自由な距離感で関われなくなる,学びが自由でなくなる,単位取得が目的化してしまうなどのデメリットもあります。「課外活動」とは誰のためにあるのでしょうか?また,「単位」とは何でしょうか?学生に,教員に,大学組織にとって「単位化する」とは何を意味するのでしょうか?課外活動を「単位化」する背景には何があるのでしょうか?
本シンポジウムでは,大学生とは何か,課外活動とは何か,単位とは何か,ということについてあらためて問い直し,大学と学生の多様な関係の在り方について考えていきます。
プログラム:
9:05-9:25 わたしは何型学生?
9:25-9:40 趣旨説明
9:40-10:20 話題提供 谷田川ルミ先生(芝浦工業大学)
10:20-10:30 休憩
10:30-10:40 事例の紹介
10:40-11:00 事例①
11:00-11:20 事例②
11:20-11:40 事例③
11:40-12:00 あらためて単位とは(コメントにかえて) 森朋子先生(関西大学)
12:00-12:10 ディスカッショントピック
12:10-13:30 ランチ&ディスカッション
13:30-13:50 共有
13:50-14:00 まとめ&閉会