【情報提供者 金沢大学 吉永氏】
金沢大学国際基幹教育院高等教育開発・支援部門研究セミナー
世界のリーディング大学とのベンチマーキングが開く可能性
日程:2016年11月12日(土)13:00~17:00
時間:13:00~17:00(13:00会場)
場所:金沢市文化ホール3階大会議室(金沢市高岡町15-1)
募集定員:50名
目的:今日、海外の大学の事例や大学ランキング指標がよく参照される。しかしながら、その妥当性が十分吟味されないまま、到達目標として採用されると、既存の教育研究活動はダメージを受ける。これは、アメリカ以外の国が抱えるジレンマである。アメリカの大学は、バークレーの高等教育研究者であるJohn Douglassが述べるように、地域におけるミッションに忠実であった結果として、世界的な地位を確立したのであり、国際競争を目的に発展してきた訳ではない。
本シンポジウムでは、国際比較が日本のリーディング大学に、建設的な役割を果たすための方策を検討する。まず、現在、アメリカのリーディング大学とのベンチマーキングによって、教育改革を図ろうとしている東京工業大学の事例を紹介していただく。その後、アジアの研究大学、アメリカを中心とした研究ネットワーク、研究者の流動性、国際的な共著論文の意義等に触れながら、国際比較・ベンチマーキングが開く可能性について議論したい。
プログラム
13:15~14:45 基調講演
松澤 昭(東京工業大学)
「東工大の教育改革と海外大学との連携」
14:45 休憩
15:00 シンポジウム
シンポジスト:松澤 昭(東京工業大学)・石川 真由美(大阪大学)
黄 福涛(広島大学)・吉永 契一郎(金沢大学)
16:45 閉会
主催:金沢大学国際基幹教育院高等教育開発・支援部門 共催:大学教育学会 後援:日本高等教育学会
詳細 http://www.rche-kanazawa-u.jp/event/society/2016/