以下のとおりシンポジウムを開催いたしますので、ご案内いたします。
- ■ 日 時
- 平成28年2月18日(木)
- ■ 場 所
- 九州大学西新プラザ(地下鉄西新駅徒歩10分) 大会議室
- ■ 趣 旨
- 2012年の文部科学省中央教育審議会答申「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて~生涯学び 続け、主体的に考える力を育成する大学へ~」以来、アクティブ・ラーニングが一躍注目を集めてきましたが、九州大学では、社会の諸課題や自己について創造 的・批判的に吟味しつつ,自ら問題を発見し,絶えず主体的に学び続ける態度を備えたアクティブ・ラーナーの育成を掲げ、それを全学展開するための組織とし て(答申に先駆けて)2011年10月に基幹教育院を設立しました。2014年度からは、グループワークによる学生の主体的な学びを基本とした、文理混合 クラスからなる「基幹教育セミナー」や「課題協学」を全学必修とするなどの特徴をもった基幹教育カリキュラムを実施しています。私たちの挑戦は、予測困難 な未来をしなやかに生き抜く人間にとって必要な<学びの基幹>を教育目標として全学の教育課程に位置づけ、それにふさわしい教育方法の共有を図りながら組 織的に推進しているという意味において、これからの大学教育の在り方を先導的に実践しようとするものでもあります。
本シンポジウムにおいては、学びの共同性や社会性といった観点から、美馬のゆり教授(公立はこだて未来大学)の講演に学びつつ、私たちのこれまでの歩みを 学内外の皆様に広くご紹介してご意見をいただき、九州大学基幹教育のみならず、我が国高等教育全体の発展に貢献することを願うものです。皆様のご来場を歓 迎いたします。
- ■ 参加申し込み・問い合わせ先
- 九州大学基幹教育院ホームページへ(1月中旬に受付開始予定)
http://www.artsci.kyushu-u.ac.jp/
参加費無料、定員200人、会場に駐車スペースはありません
- ■ プログラム
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総合司会 山田政寛・基幹教育院准教授 13:30-13:35 開会挨拶 13:35-13:55 基調報告「基幹教育の2年を振り返って」(谷口説男・基幹教育院副院長) 13:55-14:55 特別講演「学習の共同性と社会性を活かした大学の学習環境デザイン」
美馬のゆり(公立はこだて未来大学教授・中教審委員・NHK経営委員)14:55-15:10 休憩 15:10-16:10 九州大学におけるアクティブ・ラーナー育成の取組
基幹教育セミナー担当者から:斎藤新悟・基幹教育院准教授
課題協学担当者から:古屋謙治・基幹教育院教授
専攻教育におけるアクティブ・ラーニング(TBL):三木洋一郎・歯学研究院教授16:10-17:25 パネル・ディスカッション
美馬のゆり、谷口説男、斎藤新悟、古屋謙治、三木洋一郎
コメンテーター:横山晋一郎・日本経済新聞編集委員
コーディネーター:川島啓二・基幹教育院教授17:25-17:30 閉会挨拶 17:45-19:15 情報交換会(有料)