【情報提供:広島大学 西谷 元副理事(スーパーグローバル大学創成支援事業担当)】
近年の多様な留学・語学・異文化学習プログラムの増加に伴い,効果的かつ質保証を伴ったプログラムを実施していくため,これらのプログラムの成果分析・検証・評価が求められています。
プログラムの客観的測定手段として,IDI (Intercultural Development Inventory), GPI(Global Perspective Inventory)などとともに,米国を中心に約60の高等教育機関で広く取り入れられているBEVIテストの日本語版(BEVI-j)を広島大学が作成し,昨年シンポジウムを日本学生支援機構の共催及び文部科学省の後援により開催したところです。
【広島大学高等教育研究開発センター 高等教育研究叢書137号】
本年5月以降,BEVI-jのグループ・レポートシステム,分析ツールについて,大幅なバージョンアップを行い、より詳細な統計分析を瞬時に行うことができるようになり、またデータの修正も可能となりました。また,この1年間で集まったデータ数も3,000件を超え,BEVI-jを利用する大学も,広島大学以外に,琉球大学,龍谷大学,県立広島大学、関西大学、筑波大学、立命館大学と拡大してきています。
本年5月の一連のシンポジウム、ワークショップに続き、ジェームズ・マディソン大学(米国)から,開発者であるCraig N. Shealy教授を再度お迎えし,実際に導入する大学,また担当の教員・職員の皆様のために,分析ツールの詳細,データの解析などについてご講演いただくとともに,実際に各大学で実施したテスト結果を用いて解説を行う予定です。
これらのセミナーは,各大学またShealy教授のご厚意により,他の大学にも公開することが可能となりましたので,JASSOセミナーに参加された先生方も含めて案内させていただきます。
つきましては,ご多忙の折とは存じますが皆様のご参加を心よりお待ちしております。
参加いただける場合は,11月20日(月)までに,各大学の連絡先までその旨お知らせ願います。
その際,メール本文には参加希望者の「ご所属」,「お名前」をご記入ください。
※BEVI(Beliefs, Events, and Values Inventory)は,グローバルコンピテンシー,留学・学習の成果の客観的測定・評価手段として,IDIやGPIなどとともに,ミシガン州立大学、パデュー大学など米国を中心に約60の高等教育機関で広く取り入れられているテストです(ミネソタ州立大学 Assessing Education abroad outcomes: a review of the BEVI, IDI, and GPI : http://studyabroad.isp.msu.edu/research/documents/Assessing_EA_Outcomes_WhitePaper.pdf)。
英語版以外では日本語版が最初に開発されましたが,スペイン語版,英語国際版も開発・公開予定です。
◆ 広島大学
日時: 2017年11月 30日(木)13:00~16:00
会場: 広島大学東広島キャンパス 法学部・経済学部中会議室
第14回スーパーグローバル大学創成支援セミナー(第17回BEVI-jセミナー)
「留学・学習の成果分析(BEVI-j)シンポジウム
(アクセス) https://www.hiroshima-u.ac.jp/access
プログラム: BEVI-jデータの解釈・活用
(BEVIのより高度な利用方法を中心としたワークショップ)
講師:Craig N. Shealy教授 (James Madison University/BEVI)
言語:英語
連絡先:kokusai-senmon@office.hiroshima-u.ac.jp
◆ 関西大学①
日時: 2017年12月 1日(金) 13:00 ~ 17:00
会場: 関西大学 尚文館 マルチメディアAV大教室
「第 3 回 KU-COILワークショップ・国際シンポジウム」
(アクセス) https://supportkucoil.wixsite.com/kucoilsympo17jp
プログラム: 16:00 ~ 17:00
“BEVI (Beliefs, Events, Values Inventory) as an Effective Tool to Portray Students’ Learning Gain through International Programs”
講師:Craig N. Shealy, Ph.D (James Madison University)/BEVI), 西谷 元 教授 (広島大学/BEVI-j)
言語: 英語
To find out more please visit symposium website:
ENGLISH: bit.ly/kucoil17en
日本語: bit.ly/kucoil17jp
Web Registration: bit.ly/kucoilsymp17reg
*registration closed in November 20th or when seats are filled.
◆ 関西大学②
日時:2017年12月 2日(土) 13:00 ~ 18:00
会場:関西大学 千里キャンパス尚文館 マルチメディアAV大教室
「第 3 回 KU-COILワークショップ・国際シンポジウム」
17:00 ~ 18:00
パネル ディスカッション “Students’ Learning Gain through Internationalized Curriculum and Programs”
Susan B. Sutton, Ph.D、Heather H. Ward、Dr. Jon Rubin、池田 佳子 教授
Craig N. Shealy教授、西谷 元 教授
(アクセス) https://supportkucoil.wixsite.com/kucoilsympo17jp
言語: 英語
To find out more please visit symposium website:
ENGLISH: bit.ly/kucoil17en
日本語: bit.ly/kucoil17jp
Web Registration: bit.ly/kucoilsymp17reg
*registration closed in November 20th or when seats are filled.
◆ 立命館大学
日時: 2017年12月 4日(月) 13: 00~17: 00
会場: 立命館大学 衣笠キャンパス 明学館1階国際教育センター内 第1会議室
(アクセス)http://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/kinugasa/
立命館大学 ・セミナー(第20回BEVI-jセミナー)
「留学・学習の成果分析(BEVI-j)」
第1部13:00~14:30 西谷 元 広島大学副理事(SGU担当)・教授)(日本語)
第2部14:30~17: 00 Craig N. Shealy教授 (James Madison University/BEVI)(英語)
連絡先: 北出 kitade@lt.ritsumei.ac.jp
◆ 筑波大学
日時: 2017年12月 5日(火) 11: 00~12: 00
会場: 筑波大学 中央図書館2階集会室
※収容人数の都合により参加者多数の場合には先着順とさせていただきます。
筑波大学セミナー(第21回BEVI-jセミナー)
「留学・学習の成果分析(BEVI-j)」
(アクセス)https://www.tulips.tsukuba.ac.jp/lib/ja/map/map-chuo
講師:西谷 元 広島大学副理事(SGU担当)・教授
言語: 日本語
連絡先: sp.global@un.tsukuba.ac.jp
◆ 上智大学
日時: 2017年12月 6日(水) 13: 00~18:00
会場:四谷キャンパス中央図書館8階821室(L-821)
上智大学 ・セミナー(第22回BEVI-jセミナー)
「留学・学習の成果の客観的分析・質保証(BEVI-j)」
(アクセス)http://www.sophia.ac.jp/jpn/top/info/access
第1部13:00~15:00(西谷 元 広島大学副理事(SGU担当)・教授)(日本語)
第2部15:15~18: 00(Craig N. Shealy James Madison University教授/BEVI) (英語)
連絡先: Ei_Nakayama@cl.sophia.ac.jp
03-3228-4256
上智大学総務局 中山
◆ 琉球大学
日時: 2017年12月 8日(金) 10:30~12:00
会場:琉球大学共通教育棟2-100教室
琉球大学COC成果報告セミナー(第23回BEVI-jセミナー)
「留学・学習の成果の客観的分析・質保証(BEVI-j)」
(アクセス)琉球大学アクセス https://goo.gl/OT2sD
キャンパスマップhttps://goo.gl/58pcJf
*共通教育棟は27番
講師:Craig N. Shealy教授 (James Madison University), 西谷 元 広島大学副理事(SGU担当)・教授)
言語: 英語
プログラム:BEVI-jデータの解釈・活用(BEVIのより高度な利用方法を中心としたワークショップ)BEVI の基本を押さえつつ、実際に琉球大学でのハワイ海外文化研修での測定結果を基に、以下の説明とディスカッションを行います。
・どのように分析結果が示されるのか
・スケール
・個人レポートの例
・グループレポートの例
・分析結果をどう活用できるのか
参加申し込み(Google Forms): https://goo.gl/jAiF6i