第六回日豪交流セミナー報告

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on Twitter

記事概要: 第六回日豪交流セミナー報告

訪問日時: 2017年4月10-11日

報告者: 黄 福涛教授

2017年4月10日から11日にかけて,広島大学高等教育研究開発センター(RIHE)とオーストラリア・メルボルン大学高等教育研究センター(CSHE)との共催で,第六回日豪交流セミナー『日豪における高等教育のダイナミクス』が広島大学高等教育研究開発センターにおいて開催されました。

オーストラリア側からは,Richard James教授(メルボルン大学副学長・高等教育研究センター教授)をはじめ,Emmaline Bexley シニア講師,Chi Baikシニア講師と米澤由香子助教(現在東北大学所属)の4名が参加し,下記について研究発表を行いました。

「ガバナンス,質保証と国家基準-近代大学のガバナンスへのアプローチ」Richard James教授
「オーストラリアの国際化が直面している課題」Chi Baikシニア講師
「学術的ワークと管理運営にかかわるワークの区別の曖昧」Emmaline Bexley シニア講師
「日本の大学における国際化のマネジメント-機関レベルの構造と文化の影響」米澤由香子助教

日本側は,下記の研究発表を行いました。

「日本における最近の大学改革-なぜ始まり,止まらないのか?」山本眞一教授
「日本の大学ガバナンスの改革-どれほどの効果があったのか?」大場淳准教授,村澤昌崇准教授,渡邉聡教授
「日本におけるグローバル人材のイメージ,期待される能力と育成方法」大膳司教授
「Third Space Professionalsの支援を目的とした伴走者型支援について」佐藤万知准教授
「新自由主義政策を背景とした新世代の大学教員-韓国のケースを中心に-」金良善講師
「国際的協力のマネジメント」野村朋絵研究員
「日本における英語による学位プログラムを通じた国際化」小竹雅子氏

これらの報告・議論を通じて,日豪双方の参加者が,両国の政策的,機関的レベルにおける大学の改革の背景や,大学ガバナンス改革や大学教授職,高等教育国際化の特徴,それらの変化,直面している課題,今後の動き,そして大学教育への影響などを深く理解することができました。また,広島大学高等教育研究開発センターから4名の博士課程前期学生が各自の研究概要も発表しました。それらの研究発表とディスカッション以外に, 日豪双方の参加者は,今後,国際セミナーの共催の継続をはじめ,お互いに関心がある課題について共同研究を立ち上げ, また共同研究成果発表をすることで合意しました。