5月23日開催 第24回東北大学高等教育フォーラム(新時代の大学教育を考える[13])大学入試における共通試験の役割 ―

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以下のとおりフォーラムを開催いたしますので、ご案内いたします。

■日時
平成28年5月23日(月)13:00~17:00(受付開始12:30)
■場所
東北大学百周年記念会館 川内萩ホール
■概要
大学入試センター試験に代わる新テストが迷走している。一昨年末の中央教育審議会答申では大学入試センター 試験の廃止と,高等学校基礎学力テスト(仮称)(以後,「基礎学力テスト」と略記),大学入学希望者学力評価テスト(仮称)(以後,「学力評価テスト」と 略記)という二つの共通試験を軸とした新制度の構想が発表された。基礎学力テストは2019 (平成31) 年度,学力評価テストは2020 (平成32) 年度から導入が計画されている。同時に,大学独自で行う個別試験にも大きな変化が予想されている。すでに新制度の導入時期は迫り,高校,大学,受験生,保 護者等,関係者が準備を加速すべき時期となっている。
ところが,いまだに新テストの具体像が見えない。例えば,学力評価テストに導入予定の記述式テストについても,問題内容,時期,手続き等,あらゆる面に 異論が噴出している。基礎学力テストの位置づけも曖昧である。センター試験の総括なしに新制度を導入することへの懸念も根強い。
現時点で新テストについて具体的に論じることが難しい中,本フォーラムでは来るべき課題を予期し,現場で可能な対応を模索すべく,原点に立ち返って改め て現実的制約の下での共通試験への期待と役割について考えることとした。基調講演は,高大接続システム改革会議において,専門のテスト学の視点からクリ ティカルな問題提起を行ってきた南風原朝和東京大学理事・副学長(教育学研究科教授)をお招きするとともに,東北大学のAO入試を中心に現場に密着した観 点で大学入試を研究してきた倉元直樹東北大学高度教養教育・学生支援機構教授が担当する。南風原教授には大学入試における共通試験と個別試験の役割につい てテストに関わる学術的観点からのお話をお願いした。倉元教授はセンター試験が廃止に直面した経緯について,大学入試制度改革に内在する論理からひも解く ことを試みる。加えて,大学入試センター試験の実情について,センター試験運営の立場と高等学校の立場から紹介する報告を予定している。以上の講演と報告 を受け,フロアからの意見を交えて討論を行い,そこから新制度への期待と課題を浮き彫りにすることを試みたい。
高等学校および大学の先生方,関係する方々の多くの参加と忌憚なき活発な議論を期待している。
■萩ホールへのアクセスのご案内
http://www.bureau.tohoku.ac.jp/hagihall/access/
■お問合せ先
東北大学 高度教養教育・学生支援機構事務室
TEL:022-795-7551  Fax:022-795-4815
E-mail:forum24@ihe.tohoku.ac.jp
■主催
東北大学 高度教養教育・学生支援機構
■お申し込みフォーム
https://www.ihe.tohoku.ac.jp/pd/index.cgi?program_num=1456989315
■プログラム
Ⅰ 開会  開会の辞 里見 進 東北大学総長
Ⅱ 基調講演1 「共通試験と個別試験に求められるもの――測定論の観点から――」
東京大学理事・副学長,大学院教育学研究科教授(高大接続システム改革会議委員[現在])
南風原 朝和
   基調講演2 「大学入試制度改革の論理に迫る――センター試験「廃止」の理由――」
東北大学高度教養教育・学生支援機構教授 倉元 直樹
Ⅲ 現状報告1 「センター試験運営の実際と課題」
大学入試センター試験・研究統括官(副所長) 大塚 雄作
   現状報告2 センター試験を「受けとめて」――高校の教員として 受験者の保護者として――
静岡県立掛川西高等学校教諭 駒形 一路
Ⅳ 討議  
Ⅴ 閉会 閉会の辞 花輪 公雄 東北大学理事